旅行相談を受けられた方が、実際伊勢志摩にいらっしゃった際、センターに立ち寄っていただくことって結構多いです。
旅行初日なら、これから行く施設等の最新情報をお渡しもできるし、帰りがけに寄っていただくときは、旅行の感想をお聞きすることもあります。
先日いらっしゃったのは、
自宅(関東)→ 旦那様の実家(東北)→ 奥さまの実家(北陸)→ 伊勢志摩 → 自宅
という、長い旅を
お父さん、お母さん、8歳と5歳の二人の障がい児のご家族。
お電話でご相談してくれた時点で、すでに資料を送るにも時間がなく、でも、神宮には行ったことないので…と不安満載のご家族に、
「ホテル(鳥羽市内)チェックイン前に、センターに寄ってください」
と、お願いして寄ってもらい、神宮や行きたい神社等の行き方、効率よく回れる方法を地図に書き込んで説明。
コチラのご家族、とても素敵なご家族だったんです。
あっちも、こっちも行きたいの!という笑顔の絶えない奥さまに、それを暖かく見守る旦那様。
そしてご夫婦ともに、子どもたちに注ぐ愛情は、短時間会っただけで、よーく伝わりました。
なんたって、旦那様奥さまに一人ずつ、お子さんのバギーを押すわけです。
見てても観光するの大変だと思うのだけど、そんなことものともせず、伊勢志摩までやってきてくれたのです。
そして、2泊3日中の目的が定まっているので、こちらも説明しやすい。
このご家族の旅行が素敵なものになることを、心から願いたくなります。
さて、私は、時々講演でお話しするときによく天照大御神さんが天の岩戸に閉じこもってしまったという神話の話をたとえ話で使います。
天照大御神が弟スサノオに怒り、天の岩戸に閉じこもってしまったいました。
闇となってしまった世界のため、その岩戸を開けるため、たくさんの神々が扉の前で宴を開き、ドンチャン騒ぎをしたり、あの手この手で天照大御神を外に出そうとしました。
その中でも、「アメノウズメノミコト」が舞いを踊り、(裸踊りをしたとかいろいろ言われていますが…)皆を笑いにあふれさせた。
それが、きっかけで、天照大御神は外のあまりの賑やかさに「何をしているんだろう?」と覗きたい気持ちに駆られ、そっと扉を開けたところ、「アメノタヂカラオ」が天照大御神引きずり出した、あの話です。
私は、今外に出てきている障がい者、高齢者、そして、バリアフリーの旅行を率先的に力を入れてくださる協力者は「アメノウズメノミコト」だと言っています。
まさに、このご家族もそう。
ようするに、現在、閉じこもっている障がい者、高齢者に
「外はとっても楽しいよ、旅行って素敵ですよ」
と、いうことを、扉の中にいる人に伝えてほしいのです。
まあ、楽しんでいるだけで、それは伝わることでしょう。
そして、一人でも多く、外に出て来る人を増やし、アメノウズメノミコトを増やすのです。
このようなことを良くお話しするのですが、じゃ、私たちツアーセンターの役割ってなんだろう?と考えてみました。
旅行に行きたい、外に出ようかな?って躊躇している人たちが、外に出るときの情報を得ようと動き出した時に、その欲しい情報がいつでも提供できるようにしていかなければならないのです。
それをするのが私たち、バリアフリーツアーセンター。かな?
ようするに、この神話の中で私たちは「アメノタヂカラオ」。
玄関の扉をそっと開けようしたアナタめがけて、ツアーセンターはその扉を二度と締めないよう、「ちょっと待ったぁ~」と足を挟みに行くのです。
旅行初日なら、これから行く施設等の最新情報をお渡しもできるし、帰りがけに寄っていただくときは、旅行の感想をお聞きすることもあります。
先日いらっしゃったのは、
自宅(関東)→ 旦那様の実家(東北)→ 奥さまの実家(北陸)→ 伊勢志摩 → 自宅
という、長い旅を
お父さん、お母さん、8歳と5歳の二人の障がい児のご家族。
お電話でご相談してくれた時点で、すでに資料を送るにも時間がなく、でも、神宮には行ったことないので…と不安満載のご家族に、
「ホテル(鳥羽市内)チェックイン前に、センターに寄ってください」
と、お願いして寄ってもらい、神宮や行きたい神社等の行き方、効率よく回れる方法を地図に書き込んで説明。
コチラのご家族、とても素敵なご家族だったんです。
あっちも、こっちも行きたいの!という笑顔の絶えない奥さまに、それを暖かく見守る旦那様。
そしてご夫婦ともに、子どもたちに注ぐ愛情は、短時間会っただけで、よーく伝わりました。
なんたって、旦那様奥さまに一人ずつ、お子さんのバギーを押すわけです。
見てても観光するの大変だと思うのだけど、そんなことものともせず、伊勢志摩までやってきてくれたのです。
そして、2泊3日中の目的が定まっているので、こちらも説明しやすい。
このご家族の旅行が素敵なものになることを、心から願いたくなります。
さて、私は、時々講演でお話しするときによく天照大御神さんが天の岩戸に閉じこもってしまったという神話の話をたとえ話で使います。
天照大御神が弟スサノオに怒り、天の岩戸に閉じこもってしまったいました。
闇となってしまった世界のため、その岩戸を開けるため、たくさんの神々が扉の前で宴を開き、ドンチャン騒ぎをしたり、あの手この手で天照大御神を外に出そうとしました。
その中でも、「アメノウズメノミコト」が舞いを踊り、(裸踊りをしたとかいろいろ言われていますが…)皆を笑いにあふれさせた。
それが、きっかけで、天照大御神は外のあまりの賑やかさに「何をしているんだろう?」と覗きたい気持ちに駆られ、そっと扉を開けたところ、「アメノタヂカラオ」が天照大御神引きずり出した、あの話です。
私は、今外に出てきている障がい者、高齢者、そして、バリアフリーの旅行を率先的に力を入れてくださる協力者は「アメノウズメノミコト」だと言っています。
まさに、このご家族もそう。
ようするに、現在、閉じこもっている障がい者、高齢者に
「外はとっても楽しいよ、旅行って素敵ですよ」
と、いうことを、扉の中にいる人に伝えてほしいのです。
まあ、楽しんでいるだけで、それは伝わることでしょう。
そして、一人でも多く、外に出て来る人を増やし、アメノウズメノミコトを増やすのです。
このようなことを良くお話しするのですが、じゃ、私たちツアーセンターの役割ってなんだろう?と考えてみました。
旅行に行きたい、外に出ようかな?って躊躇している人たちが、外に出るときの情報を得ようと動き出した時に、その欲しい情報がいつでも提供できるようにしていかなければならないのです。
それをするのが私たち、バリアフリーツアーセンター。かな?
ようするに、この神話の中で私たちは「アメノタヂカラオ」。
玄関の扉をそっと開けようしたアナタめがけて、ツアーセンターはその扉を二度と締めないよう、「ちょっと待ったぁ~」と足を挟みに行くのです。