HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

サントリー プレミアムモルツ工場見学 (写真UP済)

2009-12-24 00:51:04 | プライベート
若女将でもないのに入らせてもらっている、鳥羽の若女将の会「うめの蕾会」。
その企画で、12月の押し迫った時期ではありますが、サントリーのビール工場見学に行ってきました


おっきな工場です。一生で飲みきれないぐらいの量です。当たり前か?

仕事はお休みいただきました。はい。

これは、サントリーさんが招いていただいた企画でもあります。
サントリーさんにとって、何のメリットもない、私なので…、せめてもの…という気持ちで、知り合いの伊勢の若女将や、飲食店を経営する姉を誘って…。

バスを貸し切って、うめの蕾会以外にも伊勢・鳥羽・志摩から、総勢20名少し。

 
アロマホップのかほりです。ほのかにビールの香りが…


サントリーの工場は京都にあります。
京都は、神名神ができてから、もはや遠いところではなくなっております。
バス旅行って、なんだか楽しいし。


お昼ごはんは京都らしい上品な三段弁当です


そして何より、飲める。
あ、そそれだけが目当てではありません。

バスにご乗車の、宿泊施設の女将やら、若女将にご挨拶も忘れずに…。
ツアーセンターの宣伝もそれぞれにさせていただきました。
みなさん、知ってくださっている方も見えて、うれしかったです。

道中、バス車内ではそんな交流やら、ミニ講演を聞かせてもらいながらいけば、京都まではあっという間でした。

さて、ビール工場ですが、みんながうらやむ「プレミアムモルツ」の工場です。
ちょっとほかのビールより高級なビールです。
それでもって、薫り高い。
ウマイ!


うめの蕾会のボス。きくちゃん釘付けです


その開発秘話やなぜに香りが高いかなどの説明を受けてから工場へ。


プロジェクトXのような、開発秘話を聞く。


中に入ると、めちゃめちゃホップの香りが…。
ビール造ってますって香りで、それだけでも酔いそう。
大きなタンクに圧倒されたり、缶や瓶が機械で流されているのに釘付けになって、みんなからはぐれそうになったり…。


工場見学途中こんなコーナーが…。見学中、体調を崩される方もいらっしゃるのでしょう。こういったところ、つい目がいってしまいます。いざというときのためにAEDなんかもあるといいだろうね。


でも、でもね。
工場見学っていうと、人が作業しているところなども見たかったけど、ビールを造っている行程の中には、酵母を使ったりするので、極力人の出入りをなくしているそうです。


機械、きかい、キカイ


すごいスピードで運ばれる瓶や缶に釘付けですよ。


だから、工場は、本当に機械だけ…。
ちょっと寂しいけどね。
でも、ビールを造る行程がよく分かりました。
そして、とても手間がかかり、ここから私たちの喉を通るのか…と感心しました。


生ビールですね。夏場が回収が間に合わないぐらいだそうですって。

工場見学後、ドリンクメニューについてのセミナーが行われました。


時代に順応していなかければならないドリンク業界です。大変そう。


はっきり言って、私はまったく関係ない分野のことですが、そんな私が聞いても、とっても勉強になります。
なるほどぉ~と唸ることも…。

それに、人間心理とか会社としてのコンセプトの話などは、自分の活動するNPO活動を重ね合わせたりしながら聞けば、勉強になるものです。

誘った、若女将や姉も、勉強になったと喜んでくれました。

よかった、よかった。

ということで、一通りのセミナーが終わってから、お待ちかねの、試飲。


そこで出来たビールですから、おいしいのは当たり前。いやはや、グビグビいけます。


プレミアムモルツを飲み放題です。
といっても、時間に制限が…。
生ビールを飲み、その後、缶ビールの綺麗な注ぎ方を体験して、それを飲み干す。


缶を美味しく注ぐコツ。
①高い位置勢い良くあわ立たせながらグラス半分ぐらいまで注ぐ
②しばし泡が落ち着くまで待つ
③泡が落ち着いたら、グラスを傾けながらゆっくり泡をくぐらせるように残りのビールを注ぐ
④最後にこんもり泡をグラス面以上に盛る。




ウマイッ!!


試飲が最後なのはよく分かりました。
飲んでからセミナーはうけられません。


売店で、家のお土産のビールやらジョッキやら購入して、帰路につきました。
このあとは、伊勢で忘年会です…

こなもの家族 たこ焼き編

2009-12-21 22:23:01 | HASSY家のごはん
我が家は、粉もの夕ご飯率が高いと思う。
たぶん。
それは、パートナーがお好み焼き(作るのが)好きだから。



でも、私はたこ焼きの方が好きだったりして…。
ということで、昨日はたこ焼きでした。





スーパーでタコがちょっとだけしかなくて、手を出したのはイイダコ…。
入れてみましたが、やはり、イイダコはイマイチでした。

みえ防災ボランティアコーディネーター養成講座の一環で三重県総合防災訓練に行ってきました

2009-12-17 00:33:07 | バリアフリーツアーセンター
前日の豪雨、暴風の天気に心配しつつ迎えた土曜日は、驚くほどの晴天と暖かさ。
すくわれた一日でした。

防災ボランティアコーディネータ養成講座の一環で四日市の工業地帯である霞ヶ浦での三重総合防災訓練に参加することになっていたので、寒さだけが心配で心配で…。

前日の雨のため、予測どおりの地面の悪さは、天候回復だけでもよしとしよう。

朝7時30分に四日市集合、は伊勢市民には辛い早さ。
でも、熊野とかから出てくる人のこと考えたら、まだまだいいほうなのかな?
と、眠い目をこすりながらパートナーと参加してきました。

三重県総合防災訓練ということで

台風接近に伴う前線の活発化で局地的な豪雨になり、河川水位が上昇し、避難判断水位に達しつつある中、平成21年12月6日9:00に三重県北部を震源とする直下型の地震が発生し、北勢地域では震度6強を記録、強振動及び河川氾濫により、各地で大きな被害が生じている
(踏んだりけったりで、あんましな災害設定ですが…。)

という設定の下、四日市の広い広い敷地内に想定される被害が作られていました。

(なんちゃって)家屋が倒壊しているところ
(なんちゃって)ビル火災が発生しているところ
車が濁流に飲み込まれた?感じの状況

などなど。

昨日の豪雨から少し想像が出来そうな光景です。

朝からは、チラリと救助犬を見ました。もっとしっかり見たかったな。

さて、私たちのやるべき講習は


北勢地区各地で災害ボランティアセンターが活動している中、警戒区域が解除された富田地区でのボランティア活動を支援するために、四日市、四日市社協、地域ボランティア、MVSC等によって設置された「富田地区災害ボランティアセンター」運営に関してシュミレーション訓練を行う。


そう、ボランティアセンターを体験するものです。
受講生である私たちは、先輩(以前に受講された方々)コーディネータが作ったボランティアセンターに「災害ボランティア」として、参加する人たちの役で訓練。

一日で1000人は来ると思われるボランティアセンターに私たちが、わしゃわしゃと詰め掛けるという設定で、しかも、ボランティアにはいろんな人がいるということで、私たちは、何度もいろんな役を演じて受付をしに行きました。

いろいろ演じました。
ごめんなさい先輩。

・親戚の家に支援に行きたいという主婦
・余震が怖いから建物内での活動はイヤというおばさん
・自称救助犬(どうみても違う)を連れてきたセレブな女性

と、いうように私だけでもこんな困ったチャンを演じましたが、ほかにも30名ぐらいいて、それぞれいろんなカタチでシュミレーションしていました。
なかなか、良い対応があったり、いやもっとこうしてほしいな~って思うことがあったり、机上で話を聞くよりも、身体を動かしてで体験することは、頭にすんなり入ってくるな~って思いました。

パートナーも、車椅子でボランティアに参加するという設定。
今まで、災害ボランティアなんてできるんだろうか?と思っていたらしいけど、「意外と自分にも出来そうなことあることがわかった。でも問題は受け入れてくれるか?かな?」と思ったようです。

それに、現地がでどうなっているか?(これは普段から言える現地のバリアの情報ですね)ということが分からないと、支援に行くのは怖いし、返って迷惑になることも?

そう思うと、どんなボランティア作業があるのか?ということが、現地にいかなくてもインターネットなどの遠隔でわかると、「あ、これなら出来そう!」と、現地に行く背中の一押しになりそうですよね。
そうなるには、まだまだのことだと思うけど…。

午前中の訓練が終わり、訓練で大量に作られたアルファ米を昼食にし、午後からは講習でした。

一日疲れた~。

イセシマン出動!鳥羽警察出動応援!(写真を追加しました)

2009-12-15 00:16:53 | イセシマン
センター定休日である木曜日の平日出動のため、参加できました。
年末のパトロール強化です。
鳥羽警察出動応援ということで、イセシマンショーがハローで行われました。



私は、この日、MCで登場。



粛々とした挨拶などの儀式の後のイセシマンショー。
かもめ幼稚園の子どもたちが20人すこしきてくれていて、その子達に向けての防犯啓発のショーなんです。



しかし、かもめ幼稚園の子達以外はみなピシッとした制服な大人たち。
その前に躍り出るMCお姉さんの私。

かなり勇気がいりました。ハイ。



でも、もう、やってしまえ~!!という感じに任務を果たしました。




ショーもなかなかみんな迫真の演技で、すばらしかったです。
大人たちはどんな思いで見てくれていたんだろう?


この冬第1回目の忘年会?一番街の忘年会

2009-12-14 13:17:45 | バリアフリーツアーセンター
12月9日(水)の夜、ツアーセンターのあるビル、鳥羽一番街の忘年会が扇芳閣でありました。


   

  
食べ切れませんでした…


ここ、毎年センタースタッフみんなで参加させてもらっています。
ツアーセンターは、土産物販売でもないし、真珠製品販売でもないし、食事処でもなく、どの部にも所属していないので、8年も一番街にいるけれど、同じフロアー以外の方々には、なかなか「なにをしているところか?」ご存じない方もいらっしゃるのです。
ですから、こうやって、みなさんが集る場所には、極力顔を出してアピールしてこなくちゃ!なのですね。

いつも、いろんな催しがついている忘年会ですが、今年は

扇芳閣の噴水を見て


ここは、扇芳閣の6階…。だけど舞台に噴水をみることができます。


カラオケがちょっぴりあり


きゃー、天埜さーん!!と、黄色い声援が聞こえそうです


二胡の演奏あり、


なんと、知人が演奏していました。


あみだっくじ~の景品あり


なつかしのあみだババアが出てこなくちゃ。


個人景品大会もあり

 
個人賞で野原さんがメロン当たっていました。私の運は年末ジャンボに備えておきます。


の楽しい時間をすごさせていただきました。


12月10日の日記 防災ボランティアコーディネーター養成講座の写真をUPしました。


赤ペン先生?

2009-12-12 00:00:36 | バリアフリーツアーセンター
三重県立鳥羽高等学校の選択授業として教壇に立つ「観光とバリアフリー」という授業。
週一回水曜日、1・2限目だけ、学校の先生になっているHASSY局長です。

はい私、高卒なので、教員の免許は持っておりません。
ですが、教壇に立てるのは、担当の先生(ホンモノの先生)が一緒に教室にいてくれることと、専門分野の授業だからです。たぶん。

今年で3年目になります。
そう、これまでに2度生徒たちが卒業していますね。
前にもこの日記で書いたことあるかもしれませんが、卒業生がセンターを覗きにきてくれることもたまにあります。

1学期はテキストを使った基礎的なこと。
チェアウォーカーや盲導犬使用者など、当事者に実際来てもらうこともあります。
2学期は鳥羽駅・旅館・水族館など鳥羽の観光施設へ出向きバリアフリーの調査や擬似体験なども行います。
三学期には今までやってきた授業の総まとめとしてバリアフリーのパンフレットを作ったりして、1年間の授業はおしまい。

もちろん、その学期ごとに、テストがあります。

先日も2学期末のテストがありました。
つたない私がテストも作成いたします。
そして、先日テストを返却しました。

生徒たちに、「時間がなかったよぉ~」っておしかりを受けましたが、私としては内心ガッツポーズ。

いやはや、しっかり考える子には確かに時間は足りなかったかもしれないテストですが、でもみんなしっかり答えてくれていました。

この授業を初めて引き受けた1年目の時、私には大きな悩みがありました。
それは生徒とのコミュニケーションが上手く取れないこと(いきなり高校生だもんな~)、そして週に一度の授業なんて、一年終わりの方にかかってもなかなか顔と名前が合致しないこと。
困りましたよ。

そこで、知り合いの元教諭や現教諭に相談したところ返ってきた答えが

「とにかく提出物に何かしらコメントを書いてあげなさい」

ということでした。

それ以来、頑張って、どんなに時間がなくても赤ペン先生をしている。
生徒の顔を想像しながら…。
書いているうちに思い出してきました。
私も学生時代先生の一言コメント楽しみにしていたな~って。

ってことで、先日のテスト返しのとき、生徒たちに言われたの

「先生、すっごいな~みんなにこんなにコメント書いとるのぉ?先生ぐらいやわこんなに書いてくれるのは…(←いや、私あんたらしか授業ないでな~)」

と、とても嬉しそうにみんなが言ってくれました。

テストに限らず提出物にも、褒めたり、喝を入れたり、授業に関係ないことも書いたり…。
楽しんでコメントかいたりもしています。

こんなささいなことがこんなに生徒に喜んでもらえると思っていないかったので、とっても嬉しかったのと同時に、こんな簡単なところに生徒とのコミュニケーション手段があったんだと気付かされました。

そして、生徒たちの思っていることが少し見えてきたような気がして…。

実際学校の先生は、いろんな業務があって、提出物やテストにいちいちコメントを残せるほどの時間がないんだと思います。

私は、この授業で、生徒としては25人ぐらいの生徒数。

赤ペン先生できる、そんな時間を作れるような余裕のある勤務になれば、もっと先生と生徒の信頼ってできるんじゃないのかな?って思ったりしました。

週イチの3年新米先生でありながら、そんなことをフト思ったりしました。

防災ボランティアコーディネーター養成講座(12月14日写真更新しました)

2009-12-10 00:22:32 | バリアフリーツアーセンター
実は、今期募集していた「みえ防災ボランティアコーディネーター養成講座」へ夫婦揃って受講しております。

第1回目は10月25日(日)に終了し、この間11月28日(土)・29日(日)に第2回目を終えたところです。
2回目の講座は、なんと、京都へお泊りで…。
京都と三重の広域での災害受援と支援がどのように行うことができるか?ということを勉強することが目的。

朝早くに集合して、貸切りの観光バスでいざ京都へ。
このバス、なんと高校のときの同級生が運転手でした。
彼のバスに乗るのは二度目。


京都の道路標示って、方位も書いてあるんですね~


パートナーは防災ボランティアコーディネーター仲間たちに運ばれて乗車。


メンバーのみなさん、何度もありがとうございました。


途中、松阪、津、関、伊賀などに立ち寄って、メンバーを拾いながら京都へ。
バスから見る、京都の山々はとても綺麗な紅葉でした。


もう、終わりかけですが、紅葉綺麗でしたよ。


でも、目的は防災ボランティアコーディネーター養成講座です。

京都到着して、すぐに講習は始まりました。


会場にはちゃんと車椅子対応トイレがありました


今回の講習の説明と、初DIG。
このDIGは、ワークショップの一種で図面上に透明シートを貼り、そこに、いろんな状況や、自分たちの気付いたことなどを書き込んでいくもの。


忙しかった、DIG


実は、これを真似て、ツアーセンターのワークショップ方式のBFIGってのを作りました。(笑)
一応、承諾を得ました。よね?
だから、要領は得ていると思っていたのですが…。

バリアフリーのときとは全然違います。
何がって、時間の早さです。

そうなんですよね、災害って、「ちょっと待ってぇー」って言っている先からどんどん、現場の情報や、災害の報告が入ってくる。
もう目が回りそうでしたよ。

今回の災害想定は、木津川が氾濫して、京都と三重で大規模な災害が起きたという設定。

私たちは、まず三重県側の木津川流域のDIGをし、京都の方々は京都川の木津川流域のDIGを行います。
そして、時間がきたら、一斉に、三重班と京都班と入れ替わり、三重側は、京都の状況をDIGから判断して、隣県三重として、京都にどんな支援ができるか?ということを、これまた図面に落とし込み。
同じようにして、京都班も三重図面を見ながら、支援を考えるという防災ボランティアコーディネーター養成講座第二弾にして、かなり高度な講習です。

でも、実際災害が起きれば、まさに次から次に入る、災害情報に、「まってぇ~」と言っても、待ってはくれません。
いち早く、自分たちが出来ることに取りかからなくてはいけないのです。
そのためにも、現状把握。しながらの、災害支援の準備です。
実際にこんなことってできるんか?ってぐらい、すごい、スピードでの出来事です。

いやはや、こうして、あわてふためきながら、DIGはなんとかこなし、一日目の講習は終了。

この日は、近くにユースホステルに宿泊。


ユースホステル名は「奈良県青少年会館」です。HP→http://www6.ocn.ne.jp/~naseikan/
宿泊料金もかなりのお手ごろ価格です。



私たちが泊まった部屋は、1階の和室で、隣がパブリックな車椅子対応のトイレがありました。
意外と、利用できそう。


トイレはバッチリ使えます


夕ご飯を食べて、みんなで、交流会を始めましたが、パートナーが体調を崩しかけて、早々にオヤスミモードに。

朝起きたらなんとか、パートナーも回復して、2日目も午前中講習。
この日は、主に講演。

防災ボランティアコーディネーターの講習でありながら、自分たちのNPOの活動のと照らし合わせながら、とても勉強になりました。
特に同志社大学社会学部教授の立木茂雄先生のお話の中に出てきた

「対境担当者」と言われる、役割。

これ、絶対NPO活動には必要だと常々感じるものであり、私はこれを目指しつつも、まだまだたどり着けていないなと、反省もしつつ…。


勉強になりました。


話を聞きながら、伊勢志摩でバリアフリーツアーセンターが防災について、これから何ができるか?
何をすべきか?ということを少しずつ、乾いた固い土に水を注ぎ始めたという感じでしょうか。

さて、今週末12月12日(土)は、四日市で三重県防災訓練を伴った3回目の講習会が行われます。
霞埠頭で行われるので、どうか寒くなりませんように。