まだまだ過去日記が書けていないにもかかわらず、リアルタイムな日記を書いていこうと思う。
でないと…、いつまでたっても、月日をおいかけているようで…。
常に事後報告になりそうです。
たまには予告もしないとね。
と、言いつつ、今日も事後報告ですが。
本日は、私はお休みをいただき、環境省 伊勢志摩国立公園子どもパークレンジャー事業主催、海島遊民くらぶ企画・実施の「神宮の森を親子で歩く~自然とのつながり~」に参加してきました。
というか、スタッフとして記録撮影のお手伝いしてきました。
だって、このイベント”子どもと参加”が必須なのです。
子どもパークレンジャーといって、子どもたちに自然の大切さを知ってもらう企画ですから、そりゃそうですよね。主役は子どもです。
連れて行く子どもがいないので、海島遊民くらぶの貴久ちゃんに無理言ってスタッフとして参加することに。
ラッキーです。
ありがとう、貴久ちゃん。
海島遊民くらぶのメンバーたちです
環境省の隊長こと中埜さんと神宮司庁の倉田さん
ということで、朝から宇治橋集合で、環境省の隊長こと中埜さんや神宮の森を管理する神宮司庁の倉田さんの案内で今日は、なかなか足を踏み入れることのできない神宮の森を探検。
今の宇治橋はこんな感じ。もうじきですもんね、渡り始め式11月3日
まずは、神宮の森に入らせていただくために、挨拶と安全を祈願して、神宮参拝。
御手洗の作法、鳥居の名前、参道でもなかなか気付かなかった、大木の説明を聞いたり、正殿階段下にある、二股の杉の木が実は昔三股だったことや、プロの案内があるから、みんな真剣に耳を傾けます。
みんなが見上げているのはコレ
↓
内宮階段下の大きな神宮杉。もともとは3股だったのが、十数年前のある日スゴイ音を立てて一本倒れたんだって。しかし、おとついの台風18号でこの杉が倒れたらしい。見納めだったのね。
御手洗の作法もここで教えてもらっていました。
しかも神域内もなかなか通れないところを案内してもらい(関係者以外立ち入り禁止ってところ)、なんだか優越感。
こんな巨木も教えてもらいました。参道の少し外れたところにありますが、参道から見れますよ。むふふ。
正殿、荒祭宮、大山神社(山の神様)、ついでに(大山神社の横なので)子安神社を参拝してから、いざ山の中へ。
山に入る前にヒル避けの薬を足元にかけます。そしてマムシの勉強。子どもたち興味津々。
するとさっそく、ヒル発見!!
神宮司庁の裏手から山に入っていくのですが、どこなんだか?
と、思っていたら、どうも、ここは
朝熊山登山ルートのひとつである「宇治岳道」。
尾根伝いに歩くので、登山ルートの中で勾配はゆるいが、最も長いっ。
ここ、昔はバスが走っていたというからビックリよ。
走るのはいいけど、乗りたくはないよな~。
もちろん、今日の目的は朝熊山登山ではないので、頂上まで登りません。
でも、普段身体を動かしていない私には、相当キツイです。
途中何人も登山客と出会いました。
なんと、偶然にも地元の後輩がコーギーを散歩させていたので、お互いびっくり。
散歩に登山道か…。
そういえば、私も地元の朝熊岳道の登山道で犬の散歩をしたり、結構よく登りました。
ということで、神宮の普段なかなか入れない山…ではなかったですけどね。
でも、登ることが目的ではないので、途中で何度も足を止めては、倉田さんの木の種類や昆虫の説明があり、勉強になります。
いろいろキョロキョロ見て、登山する楽しみも見つけました。
途中、鹿の鳴き声も聞こえましたよ。
まさに五感を研ぎ澄ませて歩くと、発見はたくさん。
折り返し地点からの眺め。伊勢道路が見えました。
この宇治岳道は、一般の方も歩ける登山道ではあるけれど、この山全体を守っているのが、神宮なのです。
その大切さ、必要性をとてもよく分かる説明で案内してくれました。
そうなんですよね、伊勢って神宮の山がキチンと手入れ、管理されているから、大きな災害ってないんですよ。
本当神宮に感謝です。
そんな気持ちを持って、下山してくると、今度は木を切るタイムです。
登山時点で、子どもたち、口々に「お昼まだ?」「おなかすいたぁ~」とボヤいていたのに、降りてきてノコギリを持ったとたん、みんな、そんなことはすっかり忘れて、木を切ることに没頭。
木の中には、50年前の伊勢湾台風でなぎ倒された、樹齢何百年かの枝などもあり、みんなで記念に切ってもらってきました。
このところ、身体を動かしていなかっただけに、いい汗、いい運動になっただけでなく、伊勢のこと自然のこと改めて大切さを知るいい時間になりました。
それに、主催じゃないイベントに参加するのって、気持ちが軽くてステキ。
疲れ度が全然違います。(そこかい?)
私も切ってみました。昔取った杵柄!のはずです。
貴久ちゃん、智穂ちゃん、ぼんちゃんおつかれさまでした。
そして、倉田さん、中埜さんありがとうございました。