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北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【京都幕間旅情】スーパーはくと-京都到着!京都駅と鳥取駅を結ぶ,遠い智頭急行線を望むホーム

2022-08-21 18:22:51 | コラム
■スーパーはくと
 青い特急ももう京都駅の日常風景といいますか流線型が頼もしい。

 スーパーはくと。京都駅ではもはや日常風景ですが智頭急行の特急です、そして京都駅から姫路駅までを東海道本線に山陽本線を疾走し、ここから本州を縦断し智頭急行線を経て鳥取駅へ向かう。ディーゼル特急ですので電化路線と非電化路線を自由自在に疾走します。

 智頭急行の特急、京都駅に乗り入れていなければなかなか御縁が無い所でして、智頭急行の普通列車なんかは数回しか見た事が有りませんが、このスーパーはくと、京都駅に乗り入れる事で、鉄道というのは遠い場所を結んでいるのだなあ、こういう事を実感する。

 奈良線の221系、スーパーはくと、とは無関係なのですがこちらは快速は運行されていても特急は運行されていない奈良線です、普通に近郊区間であり運行頻度も高いのですけれど、特急は、奈良に行くなら近鉄特急、宇治に行くなら快速、というところなのですね。

 ローカル線の風当たりが厳しい時代となっていて、COVID-19の旅客需要低下、リモートワーク化と旅行自粛機運により鉄道の需要激減が30年分一挙に飛んでしまった構図です。しかし、鉄道を維持するか、地域を切り捨てて都市部に集住するかは分水嶺だと、おもう。

 奈良線も、しかし鉄道路線さえ結ばれているのですからその気になれば特急乗り入れは遣ろうと思えばできるのでして、今はその必要はないだけなのですが、必要ならば近鉄特急あおによし、のような選択肢も可能とはなる、結ばれている鉄道の利点はここでは、とも。

 一両編成だけでは採算は見合わないだろうけれども、路盤整備さえしっかりしていれば貨物列車のような長大な車両も乗入れが出来る、ここが鉄道の強みであり、そして相互乗り入れなどの工夫が無ければ、鉄道の実力を一部しか発揮できないという難点もあるのです。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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