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京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【京都発幕間旅情】N700系新幹線,東海道新幹線開業60周年は記念と共にインフラ旧式化の認識を

2024-11-24 07:00:54 | コラム
■のぞみ210号
 本日福岡県の築城基地航空祭へ進出されている方々は昨日の新幹線トラブルで難渋したのでゃないかと心配してしまう。

 東海道新幹線は昨日朝、のぞみ210号の京都米原間での車両故障により一時運転を見合わせ、この影響は上り線だけの影響かとおもわれましたが、上り線は二時間以上の遅延になると共に下り線にも一時間以上の遅延が発生し、運休列車も発生しました。

 60周年、東海道新幹線は1964年の開業から60周年を迎えたと誇示され、たしかに脱線事故による犠牲者ゼロなど誇るべき点は多いのですが、このところ毎週末のように、気象的原因というものも大きいものですが大規模運休、計画運休さえも出ているという印象が。

 東京大阪間は、新幹線開業当時には在来線特急が運行されていましたし、また平成初期には旅客機による移動も、これは日航や全日空の企業努力による割引制度などもありましたが、新幹線以外の選択肢はおおかったのですが、利便性からかなりに比率が新幹線に。

 旅客機と新幹線の移動割合が50:50となるのは東京広島間から、ということで、東海道新幹線のポテンシャルの大きさが見て取れます、ただ、1964年当時、60年前にここまでの旅客需要寡占状態を想定したインフラ整備が在ったのかは、どうしても疑問になるのだ。

 短絡線や迂回線として一部重要区間を複々線とするとか、ホーム全長を伸ばして、例えば東海道線最大の難所関ヶ原に隣接した大垣駅がブルートレイン二編成を停められる長大なホームを整備したような、主要駅の緊急時発着に備えてのホーム延伸など、必要でないか。

 リニア中央新幹線や北陸新幹線こそがその迂回路ではないか、と思われるかもしれませんが、そんな完全開通が2030年代のものよりも、もう少し、東海道新幹線は開業後60年を経た古い交通インフラなのだ、という認識と改良努力が必要ではないかと、思うのですね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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1 コメント

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Unknown (774)
2024-11-24 10:36:56
リニア反対論を見ていると「今あるものは無くならない」(だから代わりも必要ない)と考える人間が多いのかな?と
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