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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-岐阜,高島屋-消えゆく慕情くらま京都風ラーメン再訪

2024-07-13 14:11:45 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 岐阜高島屋はいよいよといいますか今月末閉店するという。

 驚いたのはこの数年間で一気に“デパートの無い都道府県”が増えてゆくという事でしょうか。規模を縮小して生き残るのも難しいようで、人口減少かブランド離れか、デパートを通じた人間関係を維持できない時代になっているのかなあ、とも。

 鞍馬、といっても京都ではなく、そう京都駅のくらま、でもなく岐阜高島屋の、今月末で岐阜高島屋は閉店して、ここが岐阜県下最後の百貨店ということですから岐阜県は百貨店の無い県になるというお店の、レストラン街ですが、驚くのはお値段で。

 京都高島屋では喫茶店にも入れないくらいの手ごろなお値段で、美味しいものを提供していて。実際問題、京都の中心部はインバウンド対応価格帯に転換したお店が多く、この円安が永劫続くとは思えないのですが、円高に転じたら観光客はどうするのだろう。

 京都風ラーメン、京都といえば第一旭とか天一とか新福菜館とかを思い出すのですが、ハマムラのようなあっさり系のラーメンの方が京都らしいという事なのでしょうか、あっさり醤油出汁に縮れ麺が、というラーメンが岐阜高島屋の京都ラーメン、という。

 鞍馬、は味ご飯がセットになっています、山菜を使っているので鞍馬ということになるのでしょうか、炭水化物連合ではあるのですけれども、もちっとした山菜ごはんとあっさりした出汁のラーメンの取り合わせは、妙に高めあっているようにも思えて。

 ラーメンの細麺は、これ人の好みはあるのでしょけれども、直ぐに茹でられますし、熱い時でもふうふうさませばすぐに啜れてしまうほどの気遣いできる麺類でいて、しかし寒い時にはそのまま手繰ってしまえば熱々が冷めた体をあたためてくれるという。

 しかし寒い時のこの店のラーメンはこの七月末に閉店となる岐阜高島屋にはもう出会えないのか、と。デパートの閉店、近鉄プラッツを思い出してしまうのですけれども、一つの文化とともに消えてしまうというのは、どうしても寂しいものなのですよね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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