goo blog サービス終了のお知らせ 

北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都,戦争は遠くになりにけり-すいとんも遠くになりにけり

2022-08-15 18:10:04 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 今年も終戦記念日がやってきました、五山送り火の前日という考えよりもやはり終戦記念日この一日はたいせつにしたい。

 20年という時間はどのように思われるところでしょうか。そうか北大路機関も20年、と思われるかもしれませんが少しまだ年数があります、20年というのはおうどん屋さんの20年という。中野屋、お気づきになるかもしれませんが金比羅さんの参道に同じ名が。

 竜安寺道、京福電鉄の駅前にありますおうどん屋さんで、ここは20年前に開業、本格的な手打ちうどんをお手頃お値段で頂けまして、あつあつの天ぷらも美味しい。終戦記念日ということですいとん屋さんを探しましたが中々見つからず、おうどん屋さんの話題に。

 金比羅さんといえば海の安全ということで自衛隊関連の崇敬厚いところでありまして、奥の院まで上りますと引退した護衛艦の御札桶も並んでいます、なんでも樽に御札の代金を入れて瀬戸内で流すと漁師さんが金比羅さんまで届けてくれる伝統があるのだとか。

 うどん大学、そして金比羅さんといいますか、香川県はうどん県であります、金比羅さんの門前町にはうどん大学という手打ち体験ができるおうどん屋さんがありまして、ここの暖簾分けというほどではないのですが、開業当時お世話になったという、美味しい。

 京都ではあつあつのおうどんが定番ですけれども、香川ではコシがわかるとかで真冬でもひやを注文するのがツウという。故にこの中野屋さんも真冬にもひやをきょうしてくれるのですが、あつあつの出汁に冷やしたおうどんの、ひやあつ、も猫舌にはありがたい。

 小麦にも味があるのだ、ということを再確認させてくれるおうどんは京風というわけではないのだけれども出汁も主張しすぎない、ふんわりとした口さわりでして、敢えて此処を目的に京都まで、とは行かないけれど等持院拝観の際には立ち寄ることがお勧め。

 すいとん探しがおうどんに、もともとおうどんも代用食として戦時中の位置づけはあったそうですが、戦艦の酒保ではラムネと並ぶ定番であったともいう。美味しいおうどんですと戦争の歴史を連想するのは難しいですが、美味しいおうどんがある世界は、平和だ。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クリミア半島ロシア軍サキ空... | トップ | 七十七年目の終戦記念日-平和... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

グルメ」カテゴリの最新記事