■10式戦車登場!
戦車というものがもう本州では非常に珍しいものとなってしまいまして少し不安を感じるところです。
空挺部隊を支援するべく機甲部隊が戦果拡張の為に前進を開始しました、10式戦車と16式機動戦闘車で、これまでこの空挺降下訓練始めで勇猛をとどろかせた74式戦車は既にその姿なく、いやまだ全国にこの時点で6個中隊残っていたのだけれども流石に。
10式戦車、富士教導団機甲教導連隊の所属です。そう、第1戦車大隊は師団改編胃より既に廃止されており、この空挺降下訓練始めの翌々月には本州に残る最後の戦車大隊、第9戦車大隊と第10戦車大隊、旅団の大13戦車中隊は廃止されてしまうのですね。
第12偵察戦闘大隊の16式機動戦闘車、考えてみると初登場という。わたしが初めて第12旅団を撮影した当時は未だ軽装甲機動車さえ配備される前で偵察警戒車さえなく装甲車は化学防護車のみという時代でしたので、偵察戦闘大隊の新編は朗報、なのかな。
軽装甲機動車と高機動車は空挺団の装備です。ただ、アメリカの第82空挺師団ではM-10ブッカー装甲機動砲、軽戦車のような38tの機動砲を配備開始したのが4月に話題ですので、軽装備というけれども自衛隊の軽装備は度を越して軽すぎないか、とも。
機械化部隊は第一線へ向かう、けれどもちょっと数が少なすぎやしないか、第1空挺団にも空挺戦車小隊が配備されていた時代があるのだし、対戦車小隊ではなく戦車小隊です、もっともM-24軽戦車というゴジラ相手に歯が立たなかった軽戦車なのですが。
富士教導団機甲教導連隊と第12偵察戦闘大隊の増援、10式戦車はそれほど高い戦車ではないのだけれども製造し続けないと戦車の製造基盤が崩壊しますと欧州のように戦車一両30億円というようなことになりかねないのです、毎年30両程度生産できないか。
AH-1S対戦車ヘリコプターの航空支援、政府が陳腐化している為に廃棄するという装備ですが、まあTOW対戦車ミサイルを搭載しているもののその射程は3750mと短い事は確かです、けれどもその気になって改修するならば8kmくらいのものは積める。
対戦車ヘリコプターの空中打撃力というものは迅速さと即座の致死性というものがあります、前線が危機的な状況で200km/hの俊足を持て匍匐飛行で駆け付け、見た瞬間に機関砲とロケット弾とミサイルで刈り取り、というもの。この写真が全てを物語る。
C-130輸送機が飛来しました、航空自衛隊のC-130Hではなく横田基地のアメリカ空軍のC-130J輸送機ですね、そう空挺部隊の増援展開だ、まさにマーケットガーデン作戦のようなもので、先程にまして青さ増した大空に真白く開く薔薇のよう、という感じか。
みよ落下傘空に、舞い、舞う、はずなのですが普通に通過してゆくもので更に海上でゃなんのアナウンスも無く、AC-130じゃあないのか対地攻撃機の、という声が上がるといやAC-130なら旋回するはずだろ、そもそも横田には無いし尾翼には374とあるよ。
CH-47輸送ヘリコプターの編隊がやってきまして、C-130はそのまま通過してしまいました、そして、此処で放送が入ったのですが、ここで、多国籍空挺部隊が降下する予定だったのですね、けれどもこの日は強風だったという、いやそんな風は強くない。
ヘリボーン強襲が行われる、要するにこういうことです、空挺降下をこの狭い習志野訓練場で行うには、各国の異なる訓練環境などを考えるとこの風でも結構あんぜんせいをこうりょしなければならない、ということなのですね。さあヘリボーンの展開だ。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
戦車というものがもう本州では非常に珍しいものとなってしまいまして少し不安を感じるところです。
空挺部隊を支援するべく機甲部隊が戦果拡張の為に前進を開始しました、10式戦車と16式機動戦闘車で、これまでこの空挺降下訓練始めで勇猛をとどろかせた74式戦車は既にその姿なく、いやまだ全国にこの時点で6個中隊残っていたのだけれども流石に。
10式戦車、富士教導団機甲教導連隊の所属です。そう、第1戦車大隊は師団改編胃より既に廃止されており、この空挺降下訓練始めの翌々月には本州に残る最後の戦車大隊、第9戦車大隊と第10戦車大隊、旅団の大13戦車中隊は廃止されてしまうのですね。
第12偵察戦闘大隊の16式機動戦闘車、考えてみると初登場という。わたしが初めて第12旅団を撮影した当時は未だ軽装甲機動車さえ配備される前で偵察警戒車さえなく装甲車は化学防護車のみという時代でしたので、偵察戦闘大隊の新編は朗報、なのかな。
軽装甲機動車と高機動車は空挺団の装備です。ただ、アメリカの第82空挺師団ではM-10ブッカー装甲機動砲、軽戦車のような38tの機動砲を配備開始したのが4月に話題ですので、軽装備というけれども自衛隊の軽装備は度を越して軽すぎないか、とも。
機械化部隊は第一線へ向かう、けれどもちょっと数が少なすぎやしないか、第1空挺団にも空挺戦車小隊が配備されていた時代があるのだし、対戦車小隊ではなく戦車小隊です、もっともM-24軽戦車というゴジラ相手に歯が立たなかった軽戦車なのですが。
富士教導団機甲教導連隊と第12偵察戦闘大隊の増援、10式戦車はそれほど高い戦車ではないのだけれども製造し続けないと戦車の製造基盤が崩壊しますと欧州のように戦車一両30億円というようなことになりかねないのです、毎年30両程度生産できないか。
AH-1S対戦車ヘリコプターの航空支援、政府が陳腐化している為に廃棄するという装備ですが、まあTOW対戦車ミサイルを搭載しているもののその射程は3750mと短い事は確かです、けれどもその気になって改修するならば8kmくらいのものは積める。
対戦車ヘリコプターの空中打撃力というものは迅速さと即座の致死性というものがあります、前線が危機的な状況で200km/hの俊足を持て匍匐飛行で駆け付け、見た瞬間に機関砲とロケット弾とミサイルで刈り取り、というもの。この写真が全てを物語る。
C-130輸送機が飛来しました、航空自衛隊のC-130Hではなく横田基地のアメリカ空軍のC-130J輸送機ですね、そう空挺部隊の増援展開だ、まさにマーケットガーデン作戦のようなもので、先程にまして青さ増した大空に真白く開く薔薇のよう、という感じか。
みよ落下傘空に、舞い、舞う、はずなのですが普通に通過してゆくもので更に海上でゃなんのアナウンスも無く、AC-130じゃあないのか対地攻撃機の、という声が上がるといやAC-130なら旋回するはずだろ、そもそも横田には無いし尾翼には374とあるよ。
CH-47輸送ヘリコプターの編隊がやってきまして、C-130はそのまま通過してしまいました、そして、此処で放送が入ったのですが、ここで、多国籍空挺部隊が降下する予定だったのですね、けれどもこの日は強風だったという、いやそんな風は強くない。
ヘリボーン強襲が行われる、要するにこういうことです、空挺降下をこの狭い習志野訓練場で行うには、各国の異なる訓練環境などを考えるとこの風でも結構あんぜんせいをこうりょしなければならない、ということなのですね。さあヘリボーンの展開だ。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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