北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【M-5撮影特報】岐阜基地日常風景,C-1輸送機初号機/C-1FTB飛行訓練(2024-04-27)

2024-05-25 20:24:39 | 詳報 陸海空自衛隊関連行事
■C-1FTB飛行訓練
 C-1は撮影出来る時に撮影しておこう。

 岐阜基地に隣接する三井山の三井城跡に少しだけ時間がありましたので上って参りました。こういいますのも、そろそろC-1輸送機の完全退役という時代が見えてきましたので、COVID-19新型コロナウィルス禍下でのファントム撮影を少し思い出した構図で。

 T-4練習機、岐阜基地では定番のように飛行しています。考えれば岐阜の飛行開発実験団でも運用されていますがそもそもT-4を開発したのは川崎重工であり、そして川崎重工岐阜工場においてT-4は製造さえているのだから本場といえばT-4の本場なのです。

 C-1FTBが動き始めた。この写真だけをみますと雪山を背景にT-4練習機が力強く浮き上がっている様子しかみえないのですが、よくよく注目しますと誘導路を進んでいますC-1FTBがみえています、つまりこれから離陸するという状況でもあるのですね。

 T-4練習機の旋回、タッチアンドゴーを繰り返しているのですが三井山からはその滑走路にタッチしてゴーの為に離陸した直後の旋回をよく、眼下とはいわないまでも、地上で撮影するよりも若干近い位置から撮影できてしまう、だから山に登りました。

 C-1FTB,離陸準備のために滑走路エンドに進入しました。岐阜基地を眼下に納めることのできる撮影位置としてはここ三井山のほかに東海自然歩道という山の稜線に沿った遊歩道がありまして、実はその道をたどると比叡山まで続いているのですけれども。

 とんだ、飛び上がったC-1FTB,川崎重工岐阜工場と岐阜工場で定期整備としてはいっていますP-1哨戒機とともに構図に収めました。C-1は短い滑走距離でふわりと舞い上がるように離陸しますから、動き始めたC-1はファインダーからはずさないように。

 三井山から撮影できる構図というのは、各務原市街地の一部を順光の構図で航空機写真とできるところでして、基地から離陸する航空機を眼下に納められる構図、岐阜基地以外だと、小牧山と小牧基地は遠く小松基地と白山は遠すぎるため、貴重な立地、か。

 東海自然歩道から撮影する場合は、実はかなりこの三井山よりも標高が高いために名古屋市のビル群を背景に構図に収められるというのですが、逆光なんですよねえ、というのは建前の言い訳、標高が高い分三井山よりも上るのに時間がかかり、そして疲れる。

 EOS-M5で撮影したものなのですが、実はこの日、このほかに一眼レフを持っていませんし2400mm超望遠を誇るG3Xも手元にありません、所用ついででしたので本当にミラーレスだけをもって、しかし身軽でしたので三井山頂上まで10分で上ってしまえた。

 ミラーレスには十年近く放置していた55-250mmISという、EOS-KissX7を2014年に購入した際のダブルズームキットのキットレンズにEF-Mレンズコンバータを取り付けて無理矢理M-5で使っているものなのですが、250mmレンズは無いよりマシ以上の性能が。

 雪山とC-1FTB,ちょっと雪山にしては雪が少ないですけれども上々といえるところか。EOS-7Dほどの性能はないものの軽量なので行ける機会と身動きが身軽というものは撮影機会を増やせることにつながるのか、実際短時間でこうした構図を撮れたのだし。

 C-1輸送機、日常風景に溶け込んだといいますか基地間輸送から空挺部隊や実任務まで便利に使われていました航空機なのですけれどC-2輸送機の数がそろってきましたので、そろそろ、という時代がきてしまいました。悔いのないよう、写真に収めよう。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-北大路大橋,葵祭撮影位置探しと陽の高い蕎麦屋呑み

2024-05-25 14:11:45 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 蕎麦屋で一杯やりました蕎麦屋呑みの話題をこの昼下がりの今からでもできそうな時間帯に紹介してみます、場所は北大路通り。

 祭事というのはそのお祭りそのものよりも準備の方が愉しいという話機を聞くのですが、わたしの場合はこんなに急に身動き取れなくなるとは思わなかったものですから今年も葵祭を撮影しようと考えていて撮影位置を散策していた頃が愉しかったといえばそういう。

 ここだなここしか撮影場所はないよなあ、という定番の撮影位置を下見した際に、三千盛という日本酒をひやで一杯やったお話。ここはどこかというと北大路橋、有名なのかは先学にして知りませんが、ちょっといいかな、と勧めたくなるところのひとつ。

 なめこおろしを肴に。気軽に昼さけ嗜むここは、葵祭の歴史行列を撮影する下見という名前のお散歩を、あれだけ重装備でも巡幸できるのだからカメラバックだけのお散歩でも余裕だろうと歩き始めて、しかしカメラバック意外と重いと気付いた最寄りの。

 蕎麦屋さん、北大路橋をわたったすぐのところにありまして、一見して蕎麦うどん的な看板ながら肴といいますか蕎麦屋呑みにはこれでもかといろいろ充実している品ぞろえのお店、雲ヶ畑から出町柳へ鴨川堤防の散策に立ち寄るのもすてきかもしれない。

 三千盛のほかにも日本酒の品ぞろいはなかなかのもので、蕎麦を手繰りにという方も、すこししっぽりしようというかたも、要するに理想的な街角のお蕎麦やさんという印象で雰囲気を楽しめるお店なのですが、日はたかいもののもうすこしなにか頂こう。

 牛ヒレ肉のタタキ。一気に蕎麦屋の領域を飛び越えて割烹のほうへ向かうような。まず薬味からして旨いものなのですから、さっとまぶされている白ポン酢とおろしに葱の薬味でちょっとだけのこった清酒をさらりと呑んでしまおう、そして次は。

 炙った牛肉を一つ口に含みそしてじわり染み出る旨味と肉汁と満足感、そして清酒を口に運び、そして。蕎麦屋の一品というと板わさとかの定番もあるのですが、ここは一人鍋で湯豆腐から牡蠣まで頂ける、すると長居してもよさそうなというか許されそうな雰囲気だ。

 シードル、蕎麦屋でシードルというのは、お好み焼き屋でベルギービールみたいな感じ、いや実際あるけれども。いぶし銀のようなカウンターと奥にこあがりがありますが、昼下がりの葵祭三週間前では店内はわたしひとり、昼さけをたのしもうじゃないか。

 ビーフとシードル、シードルというのはリンゴの発泡酒で、弘前産の国産シードルは口当たりも軽く果実酒というよりも酒気をたくわえた清涼飲料水のような口触りでリンゴの甘酸っぱいしゅわしゅわがほのかに酒精を感じさせるもの、暑い日にはうれしい。

 蕎麦の〆はこんなかんじで和風洋風が続いたものだから、最初はざるそばをさっと手繰ろうとおもっていましたが、そろそろ暖かいではなく暑くなった、が熱くなったほどではないものですからいましか無いと熱いにしん蕎麦を熱々のまま手繰ることとしよう。

 にしん蕎麦、熱い蕎麦よりも実は歯ごたえのしっかりしている冷たい蕎麦のほうがすきではあるんですよ、熱くしますとぼそぼそ感がでてしまって噛みしめたときのぶちぶち感が弱まってしまう、けれども旨い蕎麦やは茹でたてのときにこれを乗り越えられる。

 棒煮のにしんを添えた蕎麦、うむそれだけ、薬味もなにもよぶんなものはなく、出汁に染み出るにしんの旨味で味の変容をしかし素早く手繰って啜る蕎麦のそのもの本来の風味とともに次第な味変を楽しみながら頂く、これが蕎麦屋のみの〆なのだなあ。

 みなもとさん、奥に見えるのは北大路橋、その向こうが北大路駅だ。このあたりは割烹もビストロも洋食もワインBARもイオンさえある一角なのですけれども、けっこう夜遅くまで橋を見守るようにお蕎麦やさんが暖簾を掲げてまっていてくれるのですね。

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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-伏見,喫茶店はアールグレイとときおりシュークリーム

2024-05-25 07:00:44 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 日常にゆったりとした時間を過ごす時に選びますこの喫茶店は喫茶店といいますけれども珈琲を主に扱う店が多い中でたまには紅茶もいいものです。

 仕事をしている時は時間を忘れるといいますか、所用を済ませたところで漸く朝食をといっても終わっている時間であるし早めの昼食というにはまだどこもランチタイムの無い時間帯、というような合間の時間帯になってしまうと、もう喫茶店にでも行くほかない。

 Papacuさん、伏見区深草直違橋片町という、ここは京阪線沿線といいますか藤森神社の直ぐおとなりなのだけれど墨染駅と藤森駅の間ぐらいにある、京都教育大学の近く、昔の方には陸軍第16師団施設のあたりというと判りやすい方はどのくらいお元気なのだろうか。

 喫茶店という割には紅茶の話題を扱わないよね、とは大学時代からの友人の珈琲が苦手な方のお話しなのですが、ここは珈琲もあるけれども紅茶もありまして、紅茶はティーポットで供されるところですので、一杯目と二杯目、抽出の度合いの香りと味わいの移ろい。

 アールグレイのティーパック、アールグレイはミルクティーで頂く事が多い。このアールグレイというのはベルガモットの香りづけしたフレーバーティー、という話をちょっと前に、私の百合はお仕事です、という深夜教養アニメで知りました、すごいねアニメって。

 シュークリームがやってきた。やってくるのか、と思われるかもしれませんが此処、お店は1000時から営業しているのですが、1100時からシュークリームタイムというものがはじまりまして出来立てシュークリームが店頭に並ぶ、お値段は183円、いずも艦番号だ。

 シュークリーム、出来立てはそとのカリカリ度合いが弾力と歯応えの先に少し薄皮の柔らかい部分を挟んで甘いカスタードクリームがなみなみと収められています。甘いものの中でも主張しすぎないスイーツ、紅茶をゆったり頂く合間に齧り頂くにはちょうど良い。

 Papacuさん、砂時計で紅茶の抽出を慎重に仕上げて嗜んだ先に幾度かティーポットからティーカップに注ぎ、ゆったりと時間の過ぎゆくところを愉しむ。珈琲も良いけれども、こんな紅茶とともにシュークリームを相方に迎え過ごす日常の一時もよいものなのですね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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