■姫路駐屯地祭へ行ってきました
本日姫路駐屯地祭へ行ってまいりました。写真は未整理ですが取り急ぎご報告までに。
姫路駐屯地は第3師団の火力戦闘部隊である第3特科隊と師団対空戦闘を一手に担う第3高射特科大隊が駐屯している駐屯地で、伊丹駐屯地の第36普通科連隊とともに兵庫県の防衛警備及び災害派遣にあたる部隊で、高台にある駐屯地からは世界遺産姫路城を眺めることができます。
整列した隊員を前に部隊巡閲を行う第3特科隊長兼ねて姫路駐屯地司令の天本博文1佐。駐屯地は姫路駐屯地という事で姫路駅から最寄りか、と思いきや播但線に乗り換えなければなりませんが、此処の本数が少なくて少々難渋します。前回は諸般の理由で巡閲に間に合いませんでしたが、今年は、車両展開に同乗させてもらい、余裕を以て間に合いました。
FH-70の行進、本日の姫路駐屯地祭は記念式典として訓示と巡閲に続き人員250名と車両50両による観閲行進、火砲を主力とした訓練展示とレンジャー展示が行われました。50両、というと実感がわかない方がいるやもしれませんが、一枚目の写真にある車列がその半分程度で、観閲行進で行進をすると、中々すごい。
訓練展示の主役はFH-70榴弾砲で、偵察隊と情報小隊の支援で状況を把握すると展開した高射特科部隊の支援下で次々と空包射撃を行ってゆきました。ただ、撮影位置は今年、前回足を運んだ二年前よりも来場者が多く人口密度も過密で、確保に難渋しました。写真は、状況終了直後の模様だったりする。
駐屯地は理想的な快晴に映える紅葉と迫力の発砲焔に沸き上がり、会場は多くの来場者で賑わっていました。レンジャー展示は毎年工夫と研究を積み重ねて、子供たちにもわかりやすく見応えのあるものでした。ところで、この89式小銃、なんとなく親近感湧いてきませんか?、被筒のあたりをみますと、ね。そんなこんなで撮影を完了し、撤収しました次第です。
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