那覇基地航空祭撮影後、那覇空港から那覇基地の様子を撮影してまいりました。次期戦闘機F-Xに動きがあったようですが出先なので、本日は那覇基地の話題。
那覇空港は、料金100円の展望デッキがあり、これは幾つか場所があるようなのですが那覇基地、第五航空群が展開する那覇航空基地近傍の場所が基地を撮影できる唯一の場所、という条件でした。展望デッキへは100円を投じると改札が稼働する方式となっています。
那覇基地航空祭終了後、という印象となりますとやはり、ブルーインパルス、でしょうか。角度的に撮影は少々厳しい場所にいたのですけれども、今日、仮住まいの芦屋基地に戻ってしまいましたから、航空祭当日らしい一枚。ブルーインパルスは、発祥の地浜松基地を仮住まいとしてはどうかな、とおもうのですが。
哨戒任務を終え、那覇航空基地へ帰投したP-3Cが給油を受けています。ところで、ご覧のとおりなのですが那覇基地、海に面しているとともに海抜が非常に低く、近隣の施設には海抜を示す表示と津波への警戒が掲示されていました。那覇基地、重要性は航空祭記事でも記したように南西諸島防衛の要と、大きく、防波堤や退避設備はしっかりしてほしい、と思うところ。
そしてもう一つは、こちらも航空祭記事で幾度か触れたように、民間発着機の多さでしょうか。余り那覇基地の騒音は話題に上ることはないのですが、それもそのはず、那覇空港の発着旅客機のほうが、経路下の住宅も含めどうしても大きく、沖縄の玄関という位置づけが如実に出ているからでしょう。
那覇空港、発着枠はすでに限界で、丘陵がありますが海側へ滑走路新設の構想があるとのこと。その技術的是非は敢えて触れませんが、行うのであれば同時に千歳空港のような官民分離化、そして松島基地などと重なるのですが防波堤となる堤防設備の建築による基地機能維持策は行われなければなりません。
那覇空港からの展望デッキはこのようなかたちで、海上自衛隊の航空基地施設とP-3Cの列機は見えるのですが、角度的に限界。発着であればもう少し見えるのでしょうが、展望デッキはワイヤーが安全のため張られており、安全柵も撮影位置を限定しています。そんなところから基地を望見しつつ、津波と発着枠について少し考えてしまいました。
北大路機関:はるな
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