ハル★のダラダラ日和・3(ハル★ダラ3)

タイトルの通り、パート3編です。
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破裂音。

2024年07月21日 | なんやかんや

日本語って、本当におもしろい。

日本語が母国語で良かったナーって、つくづく思う。

自分が日本人じゃなかったら、こんなややこしい日本語を覚えるのは、絶対に無理だからね。


今回のテーマは【破裂音】。

そう、【ぱ】、【ぴ】、【ぷ】、【ぺ】、【ぽ】。

濁音(【が】とか【ぶ】とか)が20字もあるのに、破裂音はたったの5字、それも【は行】だけってのもおもしろい。しかも【は行】って濁音も破裂音もある。

『破裂音』って言葉もいいよね。『ぱっ』と破裂してるから破裂音。


ここで本題、そしてクイズ。

単独で漢字の読みに使われている破裂音って、いったい何文字あるでしょうか。


考えてみた。自分が思い出すのは。この二文字。

    
もっら。

    
おもんかる。


調べてみたら、
常用漢字表に掲げられている字種で、単独で破裂音の音訓があるのは、 「もっぱら(専ら)」だけ。 単体で破裂音の読みがあるのは「慮る-おもんぱかる」もあるけど、これは、「おもいはかる」の音変化だそう。


例えば【発】は『ぱつ』とも読むけれど、出発みたいな熟語になって初めて『ぱつ』になる。【張】も『はる』であって、熟語の突っ張るになると『ぱる』。
なので単独漢字ではない。

それにしても【慮る】は「おもんばかる」じゃなくて、なんで『おもんぱかる』なんだろうか。
そして日常の会話で【慮る】って使ったことがないでしょ。
それなのにテストとかに出題されてる。

うーん、奥が深い。

しかし調べもしないで、このふたつの漢字を思い浮かべられる自分に拍手。

エッヘン。

                              ハル★