ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

「イッツ・オートマチック!」

2022-05-29 19:19:32 | コレクション

私は確かにリボルバー派だけど、オートマチック拳銃に興味が無いワケじゃありません。ただリボルバーが異常に好きすぎるだけの事で、オートも普通に好きだからいくつか持ってます。

まあ、リボルバーのコレクションに比べればごく少数……と言いたいところですが、並べてみたら結構な数ありましたw

ただ、リボルバーほどの思い入れが無いもんで、ガンマニアならこれは必須でしょっていうメジャーな機種ばかりで、コレクションとしては面白味が薄いかも知れません。それを前提に、興味ある方はおつき合い下さいませ。



↑ S&W M59! 私のオートマ歴はここから始まった! MGC社のABS製モデルガンです。

もし『太陽にほえろ!』という番組でドック刑事=神田正輝さんがこれを愛用しなかったら、私は今もオートマ拳銃に興味が無いままだったかも?

まずフレームシルバーのM59っていう機種選定がセンス抜群だし、マガジンを叩き込み、スライドを引いて初弾を装填する等のメカニカルな操作を、日本のテレビ番組で初めてしっかり、そしてカッコよく見せつけた『太陽〜』と神田さんの功績(罪?)はかなりデカい!

当然、すぐ同じモデルガンを買おうとしたけど、当時ガキンチョだった私に2万円近い定価はハードルが高すぎて、その半額以下で買えるコクサイ製ガバメントのフレームを自分で銀色に塗ったなんていう思い出は、もしかすると昭和ガンマニア「あるある」かも知れません。

後に「太陽にほえろでドック刑事が使っている」なんてシールが貼られた組立キットを買い、自分で作ったけど友人に譲ってしまい、やっぱり後悔して完成品をオークションで入手したのは近年のこと。



↑ COLT M1911A1 ガバメント。MGCのABS製モデルガン。マニア間で「GM2」と呼ばれてるバージョンかと思います。

昭和ドラマじゃヤクザがよく使ってたもんで最初は嫌いだったけど、今はこの超シンプル&シャープなデザインに強く惹かれます。また、操作した時の「音」がどの銃より心地良くて、それもガバメント人気の大きな要因になってるんじゃないかと思います。

’90年代から舘ひろしさんや世良公則さん等が刑事ドラマで愛用され、今やすっかりヒーローの拳銃として定着しました。



↑ COLT コンバットコマンダー。MGCのヘビーウェイトモデルガン、ミルコート仕上げ。

ガバメントの銃身&スライドを短くした拳銃で、刑事さん向きだと思うんだけど日本のドラマじゃあまり見かけません。私はガバよりこっちの方がたぶん好き。



↑ デトニクス.45 コンバットマスター。MGC社のヘビーウェイトモデルガン。

ガバメントをさらに切り詰めたカスタムオートで、私の手にはこれがピッタリ。『刑事貴族』シリーズで水谷豊さんが愛用されたほか、今でもたまにドラマで見かけるゴツくて可愛い拳銃です。



↑ COLT .32オート。MGC製のヘビーウェイト・モデルガン。ガバメントよりひと回り小さい中型オートです。

私がかつて初めてガンブルー染めに挑戦したモデルガンで、めっちゃ綺麗に仕上がってます。まさにビギナーズ・ラック! 今はこんな事する時間も気力もありません。



↑ ベレッタM84。マルシン社のABS製モデルガン。コクサイ製ガバメントの次に買ったオートマがこれ。大きく開いたスライド上部のデザインがとにかく個性的、かつ芸術的なイタリアの中型オート。

日本の刑事ドラマだと『太陽にほえろ!』の平成復活版で新ボス=舘ひろしさんが使われてました。



↑ ベレッタM92SB。鈴木製作所のABS製モデルガン。COLTガバメントの倍以上、15発の9ミリ弾が撃てる大型オートピストル。神田正輝さんが『ゴリラ/警視庁捜査第8班』で愛用されてました。



↑ ベレッタM92F。マルシン社のABS製モデルガン。MGCよりも少しだけ早く発売されたモデルで、ダミーカート仕様。ちょうど業界がエアーソフトガンに席巻されていく過渡期で、2社で競作するほどモデルガンが盛り上がったのはこれが最後かも?

『リーサル・ウェポン』と『ダイ・ハード』の2大ヒット映画で主人公が使い、米軍の制式拳銃にも採用されて一躍メジャーになった大型オート。もちろん私も飛びつきました。



↑ ブローニング・ハイパワー/コマーシャルモデル。マルシン社のヘビーウェイト・モデルガン。

これもベレッタと並んで多弾数を誇る名銃で、握りやすいしカッコいいんだけど、モデルガンとしてのクオリティーはイマイチ。私のも一見キレイだけど中身は壊れてます。残念!



↑ トカレフ TT−33。懐かしのハドソン社が末期に発売したABS製モデルガン、ダミーカート仕様。

元は旧ソ連の名銃みたいだけど、粗悪なコピーモデル(中国製?)が日本にも出回り、一時期メディアで「トカレフ」の名前が連呼され、妙に有名なピストルになっちゃいました。今でもヤクザが使う銃としてドラマや映画で引っ張りだこ。タナカ・ワークスさんがリメイクを進めておられる模様です。

これを買った’90年代末ごろは私が最もコレクションにハマってた時期で、同じハドソン製のデザートイーグルなんかも買っちゃってました。シュワルツェネッガー氏ぐらいしか似合わない、めっちゃデカいマグナムオートです。ほんと狂ってましたねw(それもタナカさんがリメイクしました)



↑ 南部式小型自動拳銃、通称ベビーナンブ。ACG社の金属製モデルガン、ダミーカート仕様。

これもトカレフと同じ頃に買ったモデルガンで、現在はマルシン社が生産&発売を受け継いでるみたいです。名前のとおり日本製のピストルだけど、詳しいことは知りませんw



↑ ルガーP08、4インチ。MGCのABS製モデルガン。GUN好きなら知らない人はいないドイツの名銃で、トグルアクションという俺ジナル溢れる機能を搭載。日本の刑事ドラマでは石原裕次郎さんや加山雄三さん、渡瀬恒彦さんらボス格が使ってらっしゃいました。



↑ ワルサーPPK。マルシン製のヘビーウェイト・モデルガン、ダミーカート仕様。ジェームス・ボンドの愛用銃としてあまりに有名な、ドイツの中型オート。



↑ SIG P230JP。KSC社のヘビーウェイト・モデルガン、ダミーカート仕様。近年の刑事ドラマに欠かせない警察仕様の中型オート。



↑ SIG P228。タナカ・ワークス社のABSスライド&ヘビーウェイトフレーム仕様。我が家じゃこれが最新のオートマチック・モデルガンです。



↑ Cz75 2nd version。KSC社のガスブローバック・ヘビーウェイトGUN。

ここから先はエアーソフトガンになります。リボルバーはあくまでモデルガンにこだわってるけど、オートマチックの場合はガスガンの方が手軽にブローバックを楽しめるので、二刀流です。

このCz75はブローニング・ハイパワーのモデルガンが壊れた腹いせに、シルエットが似たのを探した結果ですw チェコスロバキアの名銃で、ブローニングより格好良いです。



↑ グロック19 Gen4。海外メーカー=ウマレックス製のガスブローバックGUN。スライドが金属なので実銃に近い感触や音が楽しめます。

ポリマー(プラスチック)のフレームを持つグロックを初めて見た時は「なんじゃ、この無機質なピストルは」って思ったもんだけど、持ってみると意外に格好良くて扱い易い。人気が出るには理由がちゃんとあるワケです。

標準のグロック17よりひと回り小さいこの「19」は私の手にピッタリで、かつてMGC社がガスGUNの黎明期にリリースしたのを買ってお気に入りだったのに壊れてしまい、最近、同僚のKさんにウマレックスの「17」を自慢された腹いせに買っちゃいましたw 今や海外メーカーの製品も日本製に負けてません。



↑ ワルサーP99。マルゼン社のガスブローバックGUN。

ピアース・ブロスナン期のジェームス・ボンドが愛用したポリマーフレームのオートマ拳銃で、やっぱアクション映画のヒーローが使ってると欲しくなるワケです。オークションで格安だったんで買いました。



↑ M&P 9L PCポーテッド。S&W社がパフォーマンスセンター社に開発させたポリマーフレームのカスタムオートを、東京マルイ社がガスブローバックGUNとしてリリースしたABS製品。

これもGUN友のN君が買ったのを見て触発されましたw こういう趣味って、仲間どうしで刺激し合って広がるもんなのです。

近代モデルになればなるほど無機質で味気ないって、以前は思ってたけど、持てばなかなかどうしてカッコいい。無限地獄ですw



↑ 最後に1周回ってM59の後継機とも言える、S&Wショーティ・フォーティ。ウェスタンアームズ社のABS製ガスブローバックGUN。

これもかつて、似た形のM6904だったかを買って気に入ってたのに壊れてしまい、そのリベンジで最近オークション購入したもの。前のは固定スライドだったもんで、当時からブローバック版が欲しかったんです。

こんな感じで、いろんな理由(言い訳)をつけて買っちゃうから止まらなくなる。本気で自分を律しないとヤバいので、今後はスナブノーズに絞ろうと決めた次第です。

けど、噂されてるタナカ・ワークス版ブローニング・ハイパワーのモデルガンが本当に出たら……買うなよ、買うなよ、絶対買うなよ!って、皆さん背中を押して下さい。


 

コメント (5)
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