ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

「スナブノーズの素晴らしき世界」

2022-05-26 09:02:15 | コレクション

予約してたタナカ・ワークス社のモデルガン「S&W M327 PC 2インチ」ヘビーウェイトが、こないだ届きました。(しかしS&Wの銃はモデルナンバーがややこしくて憶えられない! COLTのパイソンとかアナコンダみたいに名前を付けて欲しいもんです)

M327は先に5インチが発売されてました。こんなヤツです。(通販サイトより)↓



いかにも機能重視の近々代ピストルで、357マグナム「8連発」のリボルバー(通常は6連発)っていう新鮮味はあるものの、私はちっとも「美」が感じられなくて欲しいと思いませんでした。

ところが! 続いて発売がアナウンスされた2インチモデルの画像を見て、ビビッと来ちゃったんですよね。決して格好良くはない。けど、なんとも言えぬ味がある! 欲しい!



つくづく思いました。私はやっぱり、スナブノーズ(銃身の短いリボルバー)が一番好きなんだと。バレルを無造作にぶった斬った、この寸足らずなスタイルにこそ「美」を感じるんだと。なにせ自分の脚が寸足らずなもんですから。誰がじゃこらあああぁぁぁーーーっ!!!(裂怒)



これまで紹介して来たリボルバーとは違う、近々代モデルならではの特徴が色々あるんだけど、それは省略します。とにかくこのリボルバーは、普通より「2発多く撃てる」ことが全てなんです!



例えば自分を殺そうとしてる敵が5人いるとしましょう。持ってる銃が5連発のチーフスペシャル(M36)なら1発も外せない。そのプレッシャーで実力が発揮出来ないことも有り得るかも? 3発の余裕はデカい。かなりデカい! まあ、それだけの話ですw



↑ フロントはこんな感じ。ぜんぜんカッコ良くないw だからこそ可愛いとも言えます。

ちなみにカートリッジ8発を一気に装填できるスピードローダー的なクリップも付属してるけど、私はかえって面倒臭いから使いません。リボルバーはやっぱり、1発ずつ「穴に挿れる」からこそ気持ちEんです。



やっぱりスナブノーズが一番! この約1年、タガが外れたように色々買っちゃったけど、今後はスナブノーズに絞って行こうと思ってます。……まぁ、出来るだけ。

そんなワケで、あらためて我が家のスナブノーズ・コレクションを紹介させて下さい。



↑ S&W M10ミリタリー&ポリス 2インチ・オールド。コクサイ製のヘビーウェイト・モデルガン。まさに「ぶった斬った」みたいなスタイルがたまりません。美しい! 大好き! ハズキルーペ!



↑ S&W M10 ミリタリー&ポリス 2インチ・スタンダード。同じくコクサイ製のヘビーウェイト・モデルガン。バレルとグリップの形状がオールドより機能的になってます。



↑ S&W M15 コンバット・マスターピース 2インチ。コクサイのABS製モデルガンだけど、M19の4インチをショップでカスタムしてもらった限定品です。是非、タナカ・ワークスさん(すでに4インチを発売)に量産化して頂きたい!



↑ S&W M19 コンバット・マグナム 2.5インチ。コクサイ製のヘビーウェイト・モデルガン。これはもう、誰が見たってカッコいい拳銃でしょう。あらゆるメーカーがトイガン化してるけど、質感、重量感ともにコクサイ製がピカイチ。さすがリボルバーのコクサイ!



↑ S&W M36 チーフ・スペシャル 2インチ、やっぱりコクサイのヘビーウェイト・モデルガン。今回のラインナップで最も小ぶりな拳銃。私の手にはこれがピッタリなんです。



↑ S&W M360J“SAKURA”。タナカ・ワークス製のヘビーウェイト・モデルガン。チーフスペシャルの後継機で、現在の日本警察制式拳銃。近々代スナブノーズの中じゃダントツに格好良いかと思います。



↑ COLT ディテクティブ・スペシャル 2インチ。タナカ・ワークス製のヘビーウェイト・モデルガン。このスタイルこそ美の極致! まさに芸術!



↑ COLT ローマンMk−III 2インチ・クラシック。MGC社のABS製モデルガン。昭和の刑事ドラマを象徴するリボルバーで、私をスナブノーズ狂いにした全ての原点。どれか1つだけ選べと言われたら迷わずコレ。宝物です!



↑ COLT ニューローマンMk-III 2インチ。同じくMGCのABSモデル。機能的にはこっちの方が優れてるワケだけど、私はやっぱりクラシックが好きです。



↑ COLT キングコブラ 357マグナムのニッケルフィニッシュ2.5インチ。KSC社のABS製モデルガン。日本じゃいまいちマイナーな銃かも知れません。



↑ COLT パイソン 357マグナム 2.5インチ。コクサイのヘビーウェイト・モデルガン。ダントツの格好良さと知名度を誇る、これぞマグナムリボルバーの代表格! 待ってました! 男前!



↑ S&WとCOLTを組み合わせた究極のカスタム・リボルバー「スマイソン」あるいは「スモルト」の、実際には存在しないらしい2.5インチモデル。ハートフォード社のヘビーウェイト・モデルガンです。スマート! クール! ビューティフル!



↑ J.Police 38S、2インチ。ハートフォード社のヘビーウェイト・モデルガンで、S&Wチーフスペシャルをセミカスタムした製品。言わずと知れた日本産の警察拳銃=ニューナンブM60をイメージしたもの。



↑ ミロク・リバティチーフ.38S、2インチ。新進メーカーA!CTION社が最初に放ったヘビーウェイト・モデルガン。これも日本産の拳銃です。8連発のM327と比べたらずっとカッコいい!w



↑ チャーターアームズ・ブルドッグ 44S、3インチ。MULE社とCAW/SPEC社の共同製作によるヘビーウェイト・モデルガン。3インチをスナブノーズに含めるかどうか迷ったけど、S&WとCOLTばっかじゃつまんないので。



↑ スタームルガー・セキュリティシックスのスナブノーズ版=スピードシックス357マグナム、3インチ。ウェスタンアームズ社のABS製モデルガン。壊れ易いことで知られる絶版品で、これも例にもれずシリンダーが回りません。が、ハンマーコックやスイングアウトが可能なだけマシかも?



↑ そして、トリはこれ。S&W M500ES、2+3/4インチ。タナカ・ワークス社のABS製モデルガン。なんじゃこりゃあ!?って、松田優作さんがご存命なら叫ばれたに違いない、規格外にも程があるリボルバーです。

.500S&Wマグナム弾っていうバカでかいカートリッジを使う、50口径の世界最大&最強のリボルバー。その威力は、あの44マグナムの約3倍! んなアホなっ!?



そんなモンスター拳銃のスナブノーズ版って有り得るの?って思うけど、猛獣退治が主たる用途とすれば究極の護身用ピストルですから、出来る限り銃身を短くするのは理に適ってます。

実際、このモデルには「レスキューオレンジ」っていうド派手な色のラバーグリップが標準装備されてるんだけど、これは通常のブラックと交換してあります。



大砲みたいなカートリッジを使いますから、装弾数は5発。同じ近々代リボルバーでも8連発のM327とは実に対照的。そして同じ5連発のチーフスペシャル(38口径)と並べてみたら、まさに大人と子供!



何が何でも大きく強く、何が何でも世界一っていう、これほどアメリカらしい代物は無いかも知れません。ほんとバカげてるけど、拳銃がもはや完全にオートマチック主流になってる今、リボルバーの新製品をわざわざ生み出す意味って、こういう所にしか無いのかも?

8連発のM327と、最大最強のM500。まさに現在を象徴するリボルバーと言えそうです。


 

コメント (8)
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