日御碕のグラスボート乗り場の近く
松の緑をバックに、朱塗りの社が目に鮮やかな日御碕神社があります。
神社は下の宮(日沈宮)と上の宮(神の宮)からなり
両本社を総称して日御碕大神宮、日御碕神社と呼び
通称「みさきさん」と呼ばれています。
現在の社殿は、徳川家光公の命により再建されたものだそうです。
出雲國神仏霊場20番札所でもあります。
鳥居をくぐり、参道を曲がった正面の櫻門
古い呼び名で
「出雲国風土記」に美佐伎(みさき)社と記載されています。
櫻門から上の宮に続く回廊
櫻門の内側
櫻門から左手に続く回廊
この門を入ると左右に門客人神社があります。
正面向かって右手上にある
上の宮の拝殿と本殿
櫻門を入って正面にある 下の宮の拝殿
祭神は天照大神とその息子達である五神
社伝によると、下の宮に祀られている天照大御神は 天暦2年に
すぐ前の日御碕海岸にある経島から移したと伝えられています。
下の宮「日沈の宮」の拝殿
「日沈の宮」の名前の由来は創建の由緒が
伊勢神宮は「日の本の昼を守る」のに対し、日御碕神社は
「日の本の夜を守れ」との「勅命」を受けた神社である事によるそうです。
高齢の両親の健康をしっかりと、お願い させてもらいました。
さすがに 絵馬は素盞嗚尊が八股の大蛇を退治する絵
上の宮「神の宮」の拝殿
祭神は素盞嗚尊とその娘達である三女神
祀られている素戔嗚尊は安寧天皇の時代に
後方の隠ヶ丘から移したと伝えられています。
素盞嗚尊が天照大神を見下ろしている構図でしょうか。。。
上の宮の拝殿と本殿
上の宮から見た下の宮の拝殿と本殿
下の宮の拝殿と本殿
下の宮と上の宮とも平入りの本殿と拝殿が続いた
初期の権現造り(ごんげんづくり)になっています。
本殿の天井と四壁には狩野・土佐派の壁画が描かれていて
両本殿と拝殿,楼門,回廊,東西門,客神社など14棟が
国指定の重要文化財に指定されています。
権現造とは、本殿と拝殿の2棟を一体化し、間に「石の間」と呼ばれる
一段低い建物を設けているのが特徴で 平安時代に始まった建て方。
日光東照宮もこの造りだそうですよ。
拝殿のしとみ戸
厚い檜皮葺き造りです
こちらも重要文化財に指定されている「禊所」
母の一言で、急に思いつきましたが
普段乗ることのないグラスボートに乗り
久しぶりに海を満喫し、神頼みもしっかり出来て
充実した一日でした!!
いつもの自動車道を
すっ飛ばして 一路 岡山県へ
西北西方向から見た大山
この日の大山も霞んでいました。
出かける時、お留守番のミーシャ達が気になります。
出先から帰ると、玄関ドアを開けて開口一番
「ミーシャ~ ジジ~ 」と、呼ぶが早いか
甘えん坊のジジちゃんが飛び出て きます。
ちょっと気取ったミーシャは、後からそろ~と。
いいこでお留守番 ありがとう!!
神社仏閣の事はわからなくても
熱心に見入る父の姿に満足ね~