芽吹きだけでなく、紅葉もまた美しい。「楓さえ負けんうるしの紅葉かな」という俳句もあるという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/5e/a4b89d5d3a8a2633f651731decd63bbd.jpg)
ヤマウルシの花です。ウルシ科ウルシ属。
雌雄異株。円錐花序で黄緑色の小さな花を多数つける。小さい花だから、手繰り寄せてルーペで覗きたいところだが、ツタウルシ程ではないとはいえ、「かぶれ」が気になって手が出せない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/d0/dedb17b0e0158ce1613229a9e296b9ed.jpg)
ヤマウルシの果実です。
直径5~6mmの扁球形で、黄褐色に熟す。栽培されるウルシとは、姿・形が良く似ていて、見分けるポイントはヤマウルシの果実には剛毛が生えている点だという。
ヤマウルシの落葉は、羽状複葉の小葉が先に落ち、葉軸が残っている。(羽状複葉の落葉ではこのパターンが多いようだ。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/ed/3fc3b8a56ec584d56f34dc04f71dd7e9.jpg)
ヤマウルシの果実、その2です。
黄褐色に熟した果実は、やがて外果皮が剥がれ落ちて、縦筋のある白いロウ質の中果皮が露出する。
北海道では生育しないが、よく似た仲間の「ハゼノキ」はロウ物質を多く含み、「和ろうそく」の原料とするロウが採取されるという。
ミヤマガマズミの赤い実などと比べて、ヤマウルシの実はおいしそうには見えないが、ミネラル分を多く含んでいるので、ツグミやキツツキの仲間が良く食べる。
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ヤマウルシの花です。ウルシ科ウルシ属。
雌雄異株。円錐花序で黄緑色の小さな花を多数つける。小さい花だから、手繰り寄せてルーペで覗きたいところだが、ツタウルシ程ではないとはいえ、「かぶれ」が気になって手が出せない。
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ヤマウルシの果実です。
直径5~6mmの扁球形で、黄褐色に熟す。栽培されるウルシとは、姿・形が良く似ていて、見分けるポイントはヤマウルシの果実には剛毛が生えている点だという。
ヤマウルシの落葉は、羽状複葉の小葉が先に落ち、葉軸が残っている。(羽状複葉の落葉ではこのパターンが多いようだ。)
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ヤマウルシの果実、その2です。
黄褐色に熟した果実は、やがて外果皮が剥がれ落ちて、縦筋のある白いロウ質の中果皮が露出する。
北海道では生育しないが、よく似た仲間の「ハゼノキ」はロウ物質を多く含み、「和ろうそく」の原料とするロウが採取されるという。
ミヤマガマズミの赤い実などと比べて、ヤマウルシの実はおいしそうには見えないが、ミネラル分を多く含んでいるので、ツグミやキツツキの仲間が良く食べる。
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