
コガネイチゴの葉。バラ科キイチゴ属。
亜高山~高山帯の樹林下~林縁の半日陰地で生育する。
葉は3出複葉ながら側小葉が2裂するといい、その裂け方に個体差がある(3小葉に近いものから5小葉に近いものまで)という。

コガネイチゴの花。
地上を這う茎から、1~2葉をつける枝を立ち上げ、その先に1花をつける。
花の径1cmほどで色は白。
萼片は4個で反り返り、花弁は4個で白色。雄しべ多数で、雌しべ(心皮)も多数。

コガネイチゴの果実。
果実はキイチゴ果(液質・核果の集合果)。
コガネイチゴは「黄金苺」と書く。分果(核果)が小判形で光沢があることから「黄金」の名がついたとされるが、説得力はイマイチ。
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