井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

ショウマ類で開花一番手のルイヨウショウマ

2011年12月07日 | 日記
札幌周辺で見られる「ショウマ」で一番早く開花する。



ルイヨウショウマの芽だし。キンポウゲ科ルイヨウショウマ属。
野草の芽だしと樹木の芽吹き、植物のもつエネルギーを一番感じさせてくれる瞬間である。
芽だしには、傘をすぼめたような形で出てくるもの、首を折り曲げて出てくるものなどがあり、ルイヨウショウマは後者である。



ルイヨウショウマの葉。
「ルイヨウ」は「類葉」で、サラシナショウマの葉に似ているということでのネーミングである。
サラシナショウマに似た面もあるが、サラシナショウマと違って根生葉はない。



ルイヨウショウマの花序。
サラシナショウマと同じ総状花序だが、花序の長さはずっと短い。
北海道で見られる「ショウマ」の中で一番早く開花する。キンポウゲ科のルイヨウショウマが「ショウマ」類のトップをきり、同じキンポウゲ科のサラシナショウマがラストを締めくくる。
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