
オガラバナの冬芽。カエデ科カエデ属。
頂芽は大きく、それと比べると側芽は小さい。頂芽に小さい側芽を伴うなど、形はミネカエデによく似るが、オガラバナの冬芽には毛が多く、1年生枝にも毛が密生して全体に白っぽく見える。

オガラバナとミネカエデの葉(表)。
左:オガラバナ 右:ミネカエデ
オガラバナの葉は普通掌状に5裂し、裂片は羽状に浅く切れ込み鋸歯状。ミネカエデに似るがミネカエデより厚質で、裂片の側脈の数は多く光沢は少ない。
葉柄はミネカエデより長く、葉身と同長かそれより長い。

オガラバナとミネカエデの葉(裏)。
オガラバナの葉裏、放射状に伸びる葉脈は太く、脈上を中心に毛が多い。
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