
ホソバノヨツバムグラ。アカネ科ヤエムグラ属。
湿原などに生える多年草。茎に4個の稜があり,稜上の逆向きの刺で他の植物などにもたれかかる。
葉は4~5枚(ときに6枚)が輪生し、花冠は3裂する。
ヤエムグラ属の仲間、花冠は杯形で4裂というのが基本形だがホソバノヨツバムグラの場合は3裂で、
ヤエムグラ属の異端児である。

アカネムグラ。アカネ科アカネ属。
海岸に近い湿地に生える多年草。
茎に4稜があり下向きの刺をもつなどはホソバノヨツバムグラと共通。
アカネムグラの葉は被針形で両端がとがり柄はない。葉4枚が輪生状につく。

アカネムグラの花。
輪生状につく4枚の葉のうち2枚が本葉で他の2枚は托葉が変化したもの。(この点はアカネ科共通の性質である。)
花序はその本葉の葉腋からでて、花冠はホソバノヨツバムグラなどのヤエムグラ属と違って5裂(ときに6裂)する。
アカネ属のアカネムグラ、果実は液果となるが、ヤエムグラ属の果実は乾果である。
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