ナシに似ていて猿が好んで食べるので「サルナシ」だというのだが、北海道にはサルはいない。
サルの代わりに、北海道では人間の子供とヒグマとが好んで食べている。
別名の「コクワ」のほうが一般には通りがいいが、コクワの語源は定かではない。北海道だけではなく全国区のようだから、相当古くからそう呼ばれてきたのだろう。
サルナシの雄花です。
サルナシは雌雄異株で、雄花をつける雄株には当然ながら実をつけない。雌しべが退化しているのです。
仲間のマタタビも良く似た花をつけますが、花粉を入れた葯が、サルナシの場合黒紫色なのに対して、マタタビは淡黄色です
サルナシの雌花です。
雌花というより両性花なのですが、雄花に対して雌花という言い方をしてしまいます。
ちなみに、こういうのを雄性雌雄異株(雄性両全性雌雄異株)といいます。雄花と両性花とが異株になっているということです。
雌しべの柱頭が放射状に割れていて容易に見分けがつきます。
サルナシの果実です。柱頭の割れのひとつひとつが、子房の心皮につながって、種子をを含む部分が放射状になっています。
食べてみて、キウイフルーツそっくりという人がいますが、当然のことで、キウイフルーツは仲間のシナサルナシの品種改良したものだからです。
サルナシの実は、食べ過ぎるとお尻がかゆくなる、そう師匠から教えてもらいましたが、実験はしていません。
サルの代わりに、北海道では人間の子供とヒグマとが好んで食べている。
別名の「コクワ」のほうが一般には通りがいいが、コクワの語源は定かではない。北海道だけではなく全国区のようだから、相当古くからそう呼ばれてきたのだろう。
サルナシの雄花です。
サルナシは雌雄異株で、雄花をつける雄株には当然ながら実をつけない。雌しべが退化しているのです。
仲間のマタタビも良く似た花をつけますが、花粉を入れた葯が、サルナシの場合黒紫色なのに対して、マタタビは淡黄色です
サルナシの雌花です。
雌花というより両性花なのですが、雄花に対して雌花という言い方をしてしまいます。
ちなみに、こういうのを雄性雌雄異株(雄性両全性雌雄異株)といいます。雄花と両性花とが異株になっているということです。
雌しべの柱頭が放射状に割れていて容易に見分けがつきます。
サルナシの果実です。柱頭の割れのひとつひとつが、子房の心皮につながって、種子をを含む部分が放射状になっています。
食べてみて、キウイフルーツそっくりという人がいますが、当然のことで、キウイフルーツは仲間のシナサルナシの品種改良したものだからです。
サルナシの実は、食べ過ぎるとお尻がかゆくなる、そう師匠から教えてもらいましたが、実験はしていません。
ちなみに、彼女の兄は舌が切れるだけじゃなくオシリの穴も切れた!そうです。
木の実の立場から、1個体にいっぱい食われるより多くの採食者に食われたいから、そんな仕組があるとか・・・