
エゾノキヌヤナギの葉裏。ヤナギ科ヤナギ属。
エゾノキヌヤナギの葉は細長い線形、先端は尖り、縁は全縁。
エゾノキヌヤナギ最大の特徴は葉裏に絹毛が密生して白っぽく見えること、「絹ヤナギ」の名前もそこから。

エゾノキヌヤナギの芽吹きの新葉。
エゾノキヌヤナギの新葉は裏側に巻く。葉裏に卵状のものが見えている。
エゾノキヌヤナギの葉でウスタビガなど野蚕の飼育するというから、自然の葉でもウスタビガなどの産卵があるのかもしれない。

エゾノキヌヤナギの幼果実。
受粉後の雌花は幼果実になっていく。花柱は残るが子房は膨らみを増し、熟すと裂開して多くの長毛をつけた種子を吐き出す。
ちなみにヤナギの仲間の毛をつけた種子を「柳絮(りゅうじょ)」と呼ぶ、「絮」は「わた」のこと。
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