![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/3b/42eb180bd3bdd5ea112a66ab51957299.jpg)
イヌツゲ。モチノキ科モチノキ属。
ツゲはツゲ科ツゲ属でイヌツゲとは全くの別種。
ツゲの材は黄色を帯び、堅くてきめが細かく、櫛や印鑑、細工物に利用される。
イヌツゲは葉の外形がツゲに似ているが、材質が劣るので「犬ツゲ」と呼ばれる。
似ているとされる葉も良く見るとはっきりした違いがある。
ツゲの葉が全縁で対生であるのに対して、イヌツゲの葉は鋸歯縁で互生。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/4a/ba8f9bd392cd85c133b2aa6c616303db.jpg)
アカミノイヌツゲ。モチノキ科モチノキ属。
イヌツゲに良く似ているが、本州産のクロソヨゴの1変種。
イヌツゲの葉裏には腺点があり、果実は黒く熟すが、アカミノイヌツゲでは葉の裏に腺点がなく、果実は赤く熟す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/91/a6df634e91e3ad795c3aab9c85a4a67c.jpg)
イヌツゲの虫こぶ。
イヌツゲの芽に出来る虫こぶ。
原因者はイヌツゲタマバエというタマバエの仲間。虫こぶは秋まで成熟していき、幼虫の形で越冬し翌春蛹化、羽化して虫こぶから脱出する。
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