
ドウダンツツジの花後。ツツジ科ドウダンツツジ属。
ドウダンツツジは受粉後、花柄を下向きから上向きに変える。雄しべは枯れ落ち、花冠は壷形を保ったまま上下反対になり、花柄から抜け落ちるように見える。膨らみかけた緑色の子房とその先の花柱が見えている。子房の基部には先が5裂した萼も見えている。

ドウダンツツジの果実。
ドウダンツツジの果実は蒴果、披針状長楕円形で上向きにつく。熟すと上部から5裂して小さな種子をこぼす。下向きに咲いた花を上向きの果実にする。種子を風に乗せて飛ばすにはその方が有利という理屈なのだろう。

ドウダンツツジの紅葉。
ドウダンツツジは見事に紅葉する。紅葉の美しさではニシキギが良く知られているが、ドウダンツツジもニシキギに引けを取らない。
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