ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

めでたい

2019-04-22 16:55:27 | 日記
 子どもの結婚相手となる方のご家族と会食。結婚相手の方が、いい方なのはもちろんわかっていましたが、ご家族の方も皆気持ちのいい方たち。お友達が子どもの結婚相手の方とご家族がとてもいい方だと喜んでいたら、破談になったということがありました。(後に別の方と幸せな結婚をされましたが)あまりにもいい方だと喜んでいたら、うちも破談になるのではないかと心配です・・・。幸せすぎると、本当にこの幸せを素直に喜んでいいのかどうか。ちょっと怖いです。


おめでたと言うことで鯛


お母様のおススメの日本酒。佐藤酒造さんの湖濱。新しい蔵だそうです。香りがよく、飲みやすかったです。美味しいです。


子どもの振袖の着付けをしました。改良枕を使ってのふくら雀の帯結び。動画を見ながら、練習し当日は1時間弱で着つけが終了しました。まあ、うまくできたのではと思います。羽根をゴムでとめてもひだが広がるので、ひもで固く結びました。また、羽根が重くて背中との間に隙間ができるので、改良枕の下でひもを通して結び、浮かないようにしました。

親としては、幸せな結婚生活を祈るばかりです。どうぞ、お相手の方、ご家族の方、よろしくお願いします。
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バラが咲いた♪

2019-04-21 21:34:43 | 日記
ベランダのバラが咲きました。

淡ピンク 粉粧楼   濃ピンク 連弾
今年の粉粧楼は大きいです。いい香りです。

今日は、うれしいことがあった日でした。
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『そして、バトンは渡された』『ノモレ』『紛争地の看護師』

2019-04-19 20:14:21 | 
『そして、バトンは渡された』 瀬尾まいこ 文藝春秋
 森宮優子、十七歳。彼女には父親が三人、母親が二人いる。 家族の形態は、十七年間で七回も変わった。 血の繋がらない親の間をリレーされ、四回も名字が変わった。でも、全然不幸ではないのだ。彼女はいつも愛されていた。
 本屋大賞受賞作。複雑な家庭に育つ優子。普通ならば、波瀾万丈の人生が待ち構えているはずだが、いい人に囲まれて淡々と生きる。そこが、温かくていい反面、物語が弱く物足りない感じが残る。でも、ラストはしっかりと泣かされた。知り合いが「心が弱っている時に読むといいかも」と言っていたが、そうかも。
 「母親になってから明日が二つになった」「自分の明日と、自分よりたくさんの可能性と未来を含んだ明日が、やってくる」という梨花さんの言葉がいいと思った。

『ノモレ』 国分拓 新潮社
 1902年、入植者の白人が経営するゴム農園で奴隷にされた曾祖父たちは、生き延びるためにパトロンを殺し、二手に分かれ、逃げた。曾祖父たちは故郷へ戻ったが、森に消えた仲間たちと二度と会うことはなかった。息子たちよ、森で別れた友(ノモレ)を探しておくれ。ペルー・アマゾンの先住民イネ族の若きリーダー・ロメウは、文明社会と未接触の先住民イゾラドが突如現れたと知らされる。突如出現したイゾラドは、奴隷にされた曾祖父が、100年以上前に密林で生き別れになった仲間の子孫、我々のノモレではないのか―。百年間語り継がれた“再会の約束”は、果たされるのか――。
 NHKスペシャルで放映されたらしい。
 未知の人々を保護すべきか、警戒すべきか。どうコミュニケーションを図るのか?どうして、彼らは人を襲ったのか?(後に理由がわかるのもある)文明人が先住民が免疫を持たない病原菌を持たらすことでの絶滅は防がないといけない。しかし、広いアマゾンの封鎖は難しい。資源を求めて人は銃を持って奥地へと入り込む。知れば知るほど、どうしたらいいのかわからなくなってくる。
 ロメウは、時間をかけイゾラドと信頼関係を築いたきた。しかし、ロメウの制止を振り切り、観光客を乗せた船が爆音でイゾラドに近づき、観光客がシャッターを切ることで、あっけなく信頼関係は崩れてしまう。やりきれない。また、土地を追われ、働きたくても働くことができない先住民の生活を考えるとやりきれない。

『紛争地の看護師』 白川優子 小学館
 シリア、イラク、イエメン、パレスチナ、南スーダンほかに8年間で17回派遣。砲弾が飛び交うなか、市民に寄り添い続けた「国境なき医師団」看護師による生と死のドキュメント。一握りの指導者たちによって始められた戦争の犠牲者は無辜の市民たちである。筆者の仕事は、その市民たちに医療活動を施すこと。絶望のなかに一筋の希望を見出す活動に従事しながら筆者が考えるのは、いつになったら戦争は終わるのか、市民たちはいつ救われるのか、というものだ。
 生々しい。怖さを感じなくなったら、帰国させる。(怖さを完全に失えば命とりの行動をおこす危険があるため)慢性的疲労から気が付くと涙を流しながら仕事をしている。(激務では心の健康を保つことが大切になる)殺されるのではないかという恐怖と戦いながらの医療活動。気温50℃の炎天下での救助活動では、体温より高い気温のため、高熱を発しても気付かない。水が底をつき、遺体が流される川の水を飲まなけらばならない。等々。
 でも、作者は安全な日本に帰国することができる。一方、現地の人たちは、危険な地域に居続けないといけないのだ。出勤する人が来なければ遅刻だと日本では思う。紛争地では、空爆にあったのではないかと死やケガを思うのだ。
 本当に「国境なき医師団」の方たちには、頭が下がる思いだ。
 一方、悲惨な状況の中、献血に集まる市民、清掃や後片付けに励む市民がいる。病院が破壊されても隠れて医療活動を行う現地の医師がいる。学校が壊されても子供たちへの教育を忘れない大人たちがいる。
 銃声が聞こえても平気な世界はおかしい。怯えずに暮らせる世界を祈る。
 
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『TIMELESS』『不在』

2019-04-17 20:27:11 | 
 予約本が一気にきて読まないといけない。強迫観念にかられたように必死で読んでいるが、果たして楽しんで読んでいるのだろうか。義務のように読んでいて、頭に入らないような。

『TIMELESS』 朝吹真理子 新潮社
 恋愛感情も性関係もないまま結婚をした、うみとアミ。高校時代の教室、広島への修学旅行、ともに歩く六本木、そこに重なる400年前の土地の記憶、たゆたう時間―。ぎこちない「交配」を経てうみは妊娠、やがてアミは姿を消す。2035年、父を知らぬまま17歳になった息子のアオは、旅先の奈良で、桜を見ていた…。
 timeless-時代を超越した- その通り、時代が行き来するので、現在なのか過去なのかわからなくなる不思議な感覚。
 作者の文章は、透明感があふれていて、雨が降っている朝のような静かでしっとりした感じ。私の好みの文。私の名前の知らないハイブランド名、教養あふれる単語など、一つ間違えれば鼻につくところをバランスを取って成立している。
 桜の季節に読んだから「桜に酔う」とか「桜にあたる」という言葉がしっくりくる。風に揺れる桜を見ていると「おいでおいで」をしているようで、違う世界にもっていかれそうな気持ちになるもの。
 なんだかよくわからない読後感だった。

『不在』 彩瀬まる 角川書店
 長らく疎遠だった父が、死んだ。「明日香を除く親族は屋敷に立ち入らないこと」。不可解な遺言に、娘の明日香は戸惑いを覚えたが、医師であった父が最期まで守っていた洋館を、兄に代わり受け継ぐことを決めた。25年ぶりに足を踏み入れた錦野医院には、自分の知らない父の痕跡が鏤められていた。恋人の冬馬と共に家財道具の処分を始めた明日香だったが、整理が進むに連れ、漫画家の仕事がぎくしゃくし始め、さらに俳優である冬馬との間にもすれ違いが生じるようになる。次々現れる奇妙な遺物に翻弄される明日香の目の前に、父と自分の娘と暮らしていたという女・妃美子が現れて――。
 明日香も父も仲良くなりたい人を攻撃してしまう。家族だから何をしてもいいとか、家族だから自分の苦しみを分かち合い癒すべきだとか、大間違い。「親しき中にも礼儀あり」なのだ。
 明日香は、昔住んでいた屋敷の整理をしているうちに、自分の過去と向き合う。父に愛されなかったとか、厳しかったとか。そして、「無理に愛さなくていいし、愛されなくていい」「辛いことを生き延びた先で、すごくきれいな景色を見られる」と明日香は考えるようになる。いろいろあるけれども、「いい日をたくさん作ろうね」という言葉はいいなと思った。
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味付き卵

2019-04-14 23:30:40 | お料理
 最近、私がはまっているのが、味付き卵。朝日新聞4/5朝刊の載っていたもの。簡単で美味しい。ゆで卵が嫌いな子どもも味付き卵は食べる。

作り方
1.好みの固さのゆで卵を作る。(沸騰してから、卵を入れて8分で半熟、13分で固ゆで)
2.醤油大さじ2、水大さじ4、みりん大さじ1弱(新聞では小さじ2)の調味液に1時間以上つける
※新聞では調味液と卵をビニール袋に入れて袋の口を結んで調味液を全体に行き渡らせる。私は、小さい器に調味液を入れて、卵を漬け、時々卵を回す。
※私は、半熟が好き
※私は、1時間半以上つけると味が濃いと感じる
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