「明恵の夢と高山寺」

「明恵の夢と高山寺」　2019年3月21日～5月6日　中之島香雪美術館
開館時間：10時～17時　休館日：月曜日（ただし、4/29、5/6は開館）

明恵上人像（樹上座禅像）　国宝　展示は後期のみ（4/16～5/6）

●明恵上人持経像　やさしいお顔
●華厳海会諸衆曼荼羅　重要文化財。仏様オールスター集合で壮観
●神鹿　重要文化財。目には玉石が入っておりキラキラ。牡鹿に頭には角をはめこんでいたであろう穴がある
●子犬　重要文化財。小首をかしげる姿がかわいい。鼻のまわりにはひげを植えこんだ穴がたくさんあったらしいが、見逃した！
●鳥獣戯画 甲巻・乙巻　国宝。墨跡くっきり。ネコがいたり、獅子の吠え声が線で表されていたりと見ていて楽しい。

　土曜日の昼過ぎに行ったので、たくさんの人出を予想していたが、意外に鳥獣戯画をじっくり見ることができて、よかった。
　明恵は、19歳から58歳まで夢を記録していたことで知られている。夢のおつげの記録や修行のために記録したと言われている。仏との出会いもあれば、子犬をいじめたという記述もあり。
　神鹿や子犬がかわいかった。しかし、家に帰り、2014年京都国立博物館「国宝鳥獣戯画と高山寺」で神鹿や子犬を見ていたことを知る。以前見たものも初めて見たように感動する。いいような悪いような･･･。

　中之島香雪美術館のあるフェスティバルタワーで晩御飯を食べる。「福吉兆」さんで「明恵の夢と高山寺」とのコラボメニュー・季節のミニ懐石をいただく。（5.400円。チケットの半券を提示すると生ビールかウーロン茶を1杯サービス）

まず高山寺の茶器でお茶のサービス　この特別感がうれしい


桜の枝もついて、ミニ花見をしながらお食事


野菜の炊き合わせ　えぐみもなく、出汁がしゅんで、ふきが美味しい。プロのなせる技。

　美術展を見て、美味しいものを食べて幸せな一日。明日は、御影の香雪美術館の庭園見学会に行く。二日続けて、香雪美術館だ。