ささやかな幸せ

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六甲山で現代美術狩り 六甲ミーツアート2018 その1

2018-10-29 15:46:27 | 美術鑑賞
 今年も六甲ミーツアート芸術散歩2018に行ってきました。9:30阪急六甲駅集合。そこからバス、六甲ケーブルに乗り、六甲山上バスで六甲ガーデンテラスへ。乗り換えが多いようですが、つなぎがいいので阪急六甲からガーデンテラスまで約30分位です。オフィシャルアートショップで六甲ミーツアートの公式周遊マップを手に入れ、出発!


屋根の上にも繁みにもあちこちに飯川雄大さんのイラストが

 六甲有馬ロープウェイの六甲山頂駅から、紅葉狩りならぬ現代美術狩りをスタート。六甲枝垂れへ。

それゆけ!てんしろうくん 松蔭中学校・高等学校美術部

先生と学生が漫才のように作品を紹介。てんしろうくんには、天使の輪がないので、天使の輪を作るアートイベントをやっていました。お顔の中に煙を注入し、ほっぺたを叩きます。でんじろう先生の空気砲の要領です。


きれいな輪ができました!

 ガーデンテラスへ。

風の痕跡-六甲山ー 鉾井喬

風力を利用して石に彫刻していく作品です。風が吹いてカタカタと針が石を刻むと「おおっ!」となります。

 12時前にグラニットカフェに入って、ランチ。六甲山ビールも。


 次は、六甲山カンツリーハウスへ。

陶の庭 平井里奈 


やさしい手 久保寛子 


畑になる/人 木村剛士


 徒歩で六甲高山植物園へ。

燃やせないもの 神谷紀彰

白いのは陶器のタオル。ぶつかって音が鳴ったり、割れて地面に落ちたり。会期の2/3が過ぎているので、下に落ちている破片も多くなっています。新たにタオルを干してくれたら、音がもっと聞こえるのですが、ほとんど割れているので私はかすかに一回だけ音を聞きました。

U.KE.ZA.RAの木/オチバのカタチ

もっと落ち葉がたまっていると思いきや、風で吹き飛ばされたのか、たまっていません。でも、落ち葉のシルエットが。木というよりも大きなキノコのようでおもしろいです。

そのさきに 葉栗里

一つ一つは森の妖精のようで、かわいいけれども・・・
たくさん集まると

きゃ~、ちょっと怖いですぅ。

color or white 中崎徹

色付きとモノトーンのネオン看板のようなものが向かいあっています。懐かしい感じがします。

 次は、六甲オルゴールミュージアムへ。

OBI スラスラチカチカ

グランプリ作品。明治時代、禿山だった六甲山は、植林によってよみがえります。その植林を表しているそうです。そんなこと抜きにして、見る方向によって、赤に見えたり、黄色に見えたりしておもしろいです。先端の青が効いています。

いしのたね 榮建太郎

準グランプリ作品。玉子型の石のオブジェに窓があり、中をのぞくと小さめの石がギッチリときれいに並んでいます。作家さんによると、中はフランス産の石。触るとツルツルしています。外は、日本の石を拾ってきて作っているとか。子どもが中に入っても大丈夫なように骨組みを作り、石を固定しているそうです。

ほどけるとき 花田千絵

あちこちにいるネコちゃんを探します。

後ろ姿もカワイイ。

「おやゆび姫」他 劇団かかし座
オルゴールミュージアムのオルゴールに合わせて、影絵の映像が流れます。見事な影絵です。

神々の庭 新山浩+神戸市立科学技術高校

いろんな神様が池に反射しています。私は、自然と一体化していて美しいのでオーディエンス賞に選びました。

 今日は、泊りの予定なので初めて夜間展示をみることができます。時間をつぶしながら、待ちます。しかし、5時から点灯ですが、まだまだ明るいのできれいではありません。そして、山をなめていました。寒いです!夜間展示を見る場合は、日没時間を確かめて、防寒対策をして見ましょう。

神戸の夜景

手前の黒いのは六甲山。右側の黒いのは大阪湾です。

六甲山光のアートー秋バージョン「秋は夕暮れ」ー 伏見雅之

六甲枝垂れが赤くライトアップされています。肉眼で見るより、写真で撮った方がきれいです。

たゆたう 伏見雅之

見晴らしの塔やテントが美しくライトアップ。向こうには六甲枝垂れが見えます。

 寒くなったので、今夜泊まる六甲スカイヴィラへ行くことに。しかし、ここで六甲スカイヴィラ方面へ行くバスが既に終わっていることに気が付きます。タクシーも見かけないし、困って宿に連絡すると迎えに来てくださいました。よかったあ。




晩ご飯を食べて、就寝。明日へ続きます。

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