ささやかな幸せ

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「美を競う 肉筆浮世絵の世界」

2019-05-29 21:49:05 | 美術鑑賞
「美を競う 肉筆浮世絵の世界」 2019.4.27~6.9 京都文化博物館
休館日:月曜日  開館時間:午前10時~午後6時 金曜日は午後7時30分まで
 
 印刷ではなく、直接描いた一点物の浮世絵展。筆の勢いや多くの色を使った微妙な陰影や柄の細かさが見どころ。その他に着物の柄(着物の百人一首の柄、着物の地獄の柄、帯のコウモリ柄)にも注目。参考として、いろんな髷やかんざし・笄も展示してある。かんざしに耳かきが付いているのは知らなかった。(江戸時代に贅沢禁止令が出た時、「かんざしではありません。耳かきです」という言い訳用とか。愛しい人に膝枕で耳かきをしてあげるためとか。)


右 渓斎英泉 立ち美人  よく見ると着物の柄が琴柱。艶っぽい美人。
左 川枝豊信 精霊祭  浮世絵では、この子の右に美人さんがいるんですよ


右 藤麿 旅の女  お歯黒や眉のあるなしで年齢がわかるとか。右端の美女が一番若く、中の美女が一番年上らしい。
中の顔はめ部分 ???
左 渓斎英泉 立ち美人

●宮川長春 見立琴高仙人  鯉に乗る構図がいい
●司馬江漢 唐美人  気品のある美人
●葛飾北斎 日 龍 月  日は、大きく低く、月は高く小さく。三幅でひとつながり。
●葛飾北斎 豫譲  表情がいい。「87才卍筆」という書名がある
●歌川国芳 縁台美人  着物の柄に色がいっぱい使っている。
●昌盛 舞姫  素人絵師らしいが、私は好き。美人。
●周幽斎夏龍 物思う女  くちびるが関ジャニ∞のロゴ・クチビルくんにそっくり。


コメント
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