ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
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特別展 我が名は 鶴亭

2016-05-18 23:14:09 | 美術鑑賞
特別展 我が名は 鶴亭ー若冲、大雅も憧れた花鳥画!? 2016/4/9~5/29 神戸市立博物館

●蘭石図 寿石からひっそりと見える蘭が楚々として、けなげな感じ。
●芭蕉太湖石図 芭蕉の葉が大きく描かれる大胆な構図がいい。
●雪梅図 雪の部分は塗りのこして、布地のきらきらを出す。また、図の真ん中に印章。大きくS字に曲がる梅の枝と、印象深い作品。
●木蓮図 輪郭ではなく、墨の面で木蓮を表す。大胆な感じ。
●高砂図 相生の松に尉の持つ熊手と姥の持つほうきがあるだけで、尉と姥はいない。しかし、道具だけで高砂を思わせるとは・・・。
●宝船図 帆の上部と宝珠で宝船を表現し、想像させるのがすばらしい。
●糸瓜図 図の真ん中に糸瓜がど~んと描かれている。ぶうらぶうらと糸瓜が風に揺れているよう。
●群鶏図障壁画(若冲) 若冲の鶏は、なんだかユーモラス。羽の質感がすごい。
●桐に鳳凰図 鳳凰の五色の尾が美しい。
●牡丹綬帯鳥図 牡丹のピンクが鮮やかできれい。
●墨梅菊図屏風 早描きのよう。金地にはじく墨の模様がおもしろい。
●墨梅図 背景が薄墨のぼかし。画面を斜めに横切る枝の先に印章。と不思議な雰囲気を持った作品。

 鶴亭は長崎出身の黄檗宗の僧。かっこいい花鳥図=「かっちょいい・が」で一大ブームをおこし、若冲や大雅にも刺激を受けたらしい。
 私は、鶴亭なんて全然知らなかった。図に込められた、おめでたいモチーフ。印章にこだわり、太陽や月に見えるように印章を押したり。大胆な構図。色鮮やかな花鳥画、力強い墨絵。とおもしろかった。

 今日は、おめでたい花鳥画を見たことだし、朝のニュースの星占いもいい運勢だったので、関ジャニ∞のリサイタルの申し込みをしました。当選しますように!
コメント
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