生涯いちエンジニアを目指して、ついに半老人になってしまいました。

その場考学研究所:ボーイング777のエンジンの国際開発のチーフエンジニアの眼をとおして技術のあり方の疑問を解きます

八ヶ岳南麓の24節季72候 土潤溽暑「ブルーベリーを囲う網に蛇が絡まった」

2017年08月05日 15時34分40秒 | 八ヶ岳南麓と世田谷の24節季72候
土潤溽暑 (大暑の次候で、7月29日から8月2日まで)

ブルーベリーを囲う網に蛇が絡まった

「つちうるおうてむしあつし」と読まれている。土に水分がたっぷりと含まれ、それが熱気となって空気中に上がり、人間どころか植物も汗をかくと云われる。東京や京都などの大都市の中の蒸し暑さもあるが、ここ標高1130mの林の中では、強い紫外線に照りつけられる濃い緑が発する蒸し暑さになる。足元には、雑草がびっしりと生え、草むしりが追いつくことはない。その中を、ヘビが動き出したようだ。
 
 昨年のブルーベリーは大豊作で、7月5日から10月23日までの間に、12本の木から23kgが収穫された。ジャムの瓶は64個。しかし、今年は調子が悪い。多くの実が、小さいまま黒ずんでしまった。稲作もそうだが、実が入る時期の悪天候はいただけない。今日までの収穫は、4本の木からの400グラムのみ。しかし、まだ大きなラビットアイの4本の収穫が1週間後に始まるので、それからの楽しみが残っている。

12本のブルーベリーの木、狭い庭なので、お互いの枝が絡みあってしまった。


 
 8月2日に4本目の収穫が始まった。東北の角にある、一番日当たりが悪い場所の木だ。何となく下を見ると、一匹の蛇が絡まっていた。随分と長い蛇で、網に複雑に絡み合っていて、身動きがとれないようだ。近寄っても、ピクリとも動かずに、生きているのか死んでいるのか定かでない。丁度、「やまかがし」の事故のニュースの後だったので、そのままほおておくことにした。二日たっても一は全く変わっていない。「気持ちが悪いから、早くとって捨ててきて」と奥さんが言うのだが、もう少し様子を観ることにした。
 



 今朝(5日)、頭の位置が変わっていた。網の外に向かって真っすぐに伸びている。明らかに生きている。蛇は冬眠もするので、数日間飲まず食わずでも平気なのだろう。もう数日間、様子を観ることにした。
全長は、結構長いようだが、網に絡まっていて良く分からない。




ヘビの上のほうには「かみきり」がのんびりと日向ぼっこ中。


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