絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

ハナネコノメ

2008-03-12 21:50:09 | 花おりおり
ハナネコノメ (ユキノシタ科)

高尾山でハナネコノメが咲き出したとの情報を頂き早速
まだ咲き始めたばかり片手の人もまばら・・・・。
ゆっくりと花を楽しむことが出来ました。

花茎5cm、花の直径5mm気を付けて見ないと見落としてしまいそうです。
白い花弁に見えるのは蕚。赤い葯がなんとも愛らしい

ジメジメとした岩肌や谷川の縁などにみられます。

分布 :福島県から京都府
花期 :3~4月
撮影地:裏高尾


サンシュウ

2008-03-10 16:48:51 | 花おりおり
サンシュウ (ミズキ科)

まだ芽も出ていない木々の中で金色に輝く花サンシュウ。
一つ一つの花は小さいが寄り集まって
木全体を染めるように咲いて見事です。
サンシュウが咲き出すと春がそこまで来ていることを感じさせられます。

ヒエツキ節などで馴染深い・・・・。

1722年朝鮮から薬用植物として渡来。
別名、ハルノコガネバナ

原産地:朝鮮
花期 :3~4月
撮影地:平山城址公園

アセビ

2008-03-09 23:11:22 | 花おりおり
アセビ(アシビ) ツツジ科
スズランが房になったような可愛い花アセビ。
馬が食べると酔ったようになるので?「馬酔木」と書きます。
葉に有毒成分があり動物が食べないので奈良公園にはアシビが多い。

万葉の頃から親しまれ
 ☆わが背子にわが恋ふらくは 奥山の馬酔木の花の今盛りなり☆

俳句では虚子の
  花馬酔木 春日の巫女の 袖ふれぬ

歌や句ではアシビ、アセボともいう。

分布 :本州、四国、九州
花期 :3~4月

サルココッカ・フミリス

2008-03-07 22:24:00 | 花おりおり
サルココッカ・フミリス  (ツゲ科)

薬草園を散策中強い香りに立ち止まり辺りを眺めると
房状の白い小さな花が葉の間から顔をのぞかせていました。
サルココッカ・フミリス・・・始めて聞く名前です。
中国原産果実は黒紫色だそうです。
耐寒性、耐陰性のある常緑低木。
垣根などに適しているそうです。
これから早春の香りとして人気が出そう・・・かな??

原産地:中国南部
花期 :2~4月
撮影地:東京薬科大薬草園

セリバオウレン

2008-03-06 22:35:52 | 花おりおり
セリバオウレン (芹葉黄蓮) キンポウゲ科

つい見落としそうになる径1cm位の白い花、セリバオウレン。
早春に根茎から花茎を伸ばし、白い花を3っ程度つける。
山地の林内に生える小形の多年草。

雌雄異株のものと両性のものがあるそうです。
雄花は真っ白。雌花は雄シベが退化してなく。両性の花は雌蕊と雄蕊がある。
写真の花は両性の花です。
花弁は8~10(白い花弁に見えるのは萼です・・・)

根茎を黄蓮といい健胃薬として使われている。
葉がセリ科の仲間に似ているので「芹葉黄蓮」

分布 :日本、中国、ネパール、インド、ビルマ
花期 :2~3月
撮影地:東京薬科大薬草園



セツブンソウ

2008-03-05 22:35:56 | 花おりおり
セツブンソウ  (キンポウゲ科)

久々に東京薬科大の薬草園を訪ねてみました。
日差しは少し春めいてきたとはいえ吹く風は冷たい。
訪れる人も少なくノンビリと薬草園を散策できました。
最初に目に飛び込んできたのは小さな白い花!!セツブンソウです。
透き通るような花弁・・・(花弁ではなく萼)妖精のように儚げに見えます。

早春に芽を出し節分の頃に花が咲くことから「セツブンソウ(節分草)」

分布 :関東以西の本州
花期 :2月下旬~3月上旬
撮影地:東京薬科大薬草園

ザゼンソウ

2008-03-02 22:05:33 | 花おりおり
ザゼンソウ (座禅草) サトイモ科

山仲間「風と歩く会」の登山に参加。
今回は山梨県の小倉山(955m)でした。
なんと言っても今回の魅力はザゼンソウの群生地を通るということ^^
華やかさはありませんが、赤紫色の仏炎苞からのぞく花・・・・
あの不思議な魅力のざぜん草にあえると思うと朝から心ときめきます(笑)

玉宮ざぜん草公園にはまだ雪が残り雪の間から顔を出す座禅草!
名前の由来は僧侶が座禅を組んで座っている姿に見えることから
座禅草という名前が付いたとされています。
また花を咲かせる際に肉穂花序といわれる花軸の部分で発熱がおこる珍しい植物で
花の周りの雪が融けているのもそのためだそうです。

座禅草の名に相応しくひたすら静か・・・・・
祠の中のお地蔵さんのようにも見える花・・・・
ときめく心をも静かに包み込んでくれる優しい花でした。

花期 :2月下旬~3月下旬
撮影地:山梨県、玉宮ざぜん草公園