世の中の二乗>75の二乗

話せば長くなる話をする。知っても特にならない話をする。

晴天気温低し

2007年02月25日 15時12分16秒 | Weblog
ツタヤで借りてたDVDを返すがてら散歩にでる。
途中で列ができているところを発見し
わけもわからぬまま並んでみたら、つきたてのきな粉餅がタダでもらえた。
私は餅が好きだ。
でも考えてみると実は餅自体が好きなのじゃなくて、
餅についてくる付加価値が好きなのだと思う。
食べ物としての餅の味や食感やそういったものもまあ好きっちゃ好きなんだろうけど、第一餅のみに味を求めるものじゃないし、そうなればきな粉とかあんことか醤油とか海苔とかの付け合わせがあってこその「餅の味」だし、食感だってつきたてでなくちゃむやみに硬くなって食べられないし、硬い餅となると焼くのも煮るのもとたんにあまり好きじゃなくなる。
要するに餅の最大のおいしさは、つきたてのきな粉味かあんこ味か醤油味なわけで、この条件が満たされる餅は案外めぐり合える機会が少ない。なおかつ、めぐり合うとすればそれはちょっとしたハレの行事の時だ。
新年然り、新築祝いの餅投げ然り、祭り然り、今日のようなちょっとした地域の奉仕イベント然り。
私は餅の味よりはむしろ、こういった餅と一緒になってついてくる「お楽しみ」の感覚の方に憧れがあると思う。
並んで手に入れる餅、奪い合って手に入れる餅、こういうイベント餅が大好きなのだ。

そうして手に入れたきな粉餅をどこかで食べようと思い、
コンビニでビールを一本買って近所の公園で食べた。
やはり味は普通だが、「獲得した!」という気になっていたのでおいしく食べた。

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2 コメント

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無題 (m.hiro)
2007-02-25 22:44:39
今日のブログはなかなか文章おもしろいです。
じじいが書いたような古さを感じます。
しぶかった。

でも七菜子は年寄りでもなく、男でもない。
だからそんなこと言われても
褒められた気分にはなれませんね。
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なりませんね (75)
2007-02-26 19:08:04
昼下がりの公園で1人、缶ビールと餅を食う。
そういう楽しみを知っている人間だと自負はしてます。
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