世の中の二乗>75の二乗

話せば長くなる話をする。知っても特にならない話をする。

有楽町にいらっしゃい

2008年09月18日 07時43分03秒 | Weblog
大山君が「ミス・サイゴン」の招待券をくれたのでみゆみゆ、たっちーと見に行く。
ダブルキャストどころか、クアドラプルキャストで、今日は偶然メインが筧さんとソニンの日だった。

素直にラッキーと思って大山君に感謝。
初めて入った帝国劇場の大きさや、物販の内容とか、ホールに出演者の意気込みを張った直筆色紙とかが飾られてるのにいちいち驚き、おのぼりさん気分を存分に味わった。
興奮のあまり、森光子「放浪記」のチラシも手にとって、「2000回公演への決意のスクワット披露」という記事にも大興奮。
ひさしぶりにオーケストラピットから生音の出ている舞台をみたので、さいしょの楽器の音あわせのところとかも「粋なBJMを流しているなあ」と思ってしまった体たらく。ああ無知っておそろしい。
わくわくした高揚感のまま「ミス・サイゴン」へ突入しました。
商業ミュージカルというものは、こんな機会でもない限りなかなか自分では見に行かないので、ありがたいなあと思いながらいったわけだが、
ホントこんな機会でもなければ見れなかったなあという舞台だったのですごくいい経験をさせてもらった。
筧利夫という人の徹底したプロのお仕事ぶりも拝見できたし、それはやっぱりそれで食べている人の姿で、えらいなあすごいなあと思った。
ミュージカルなので、いまさら「思ってることをいちいち歌にすんじゃねえよ」ということも思わないでいるつもりがつい思ってしまうのは、観客である私のミスとして、「蝶々夫人」でいうところのピンカートンにあたる、クリスという男の身勝手さがいらだってしょうがなく、なんだけっこうのめりこんで見てんじゃん私。
帰りによった居酒屋でほっけをバリバリ食いながらさんざんしゃべくったので書くことはもうこんなに落ち着いた感じです。
「ミス・サイゴン」、みんな歌がうまかった。

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