世の中の二乗>75の二乗

話せば長くなる話をする。知っても特にならない話をする。

浮く

2007年01月20日 23時21分39秒 | Weblog
ポかリン記憶舎の芝居をみてきました。
ちょっとなにかと勝手に縁があるようなないような劇団であります。
実は今回が2度目なんですが、
なんていうのか、やっぱり1度目と印象は変わりませんでした。
なんかふわふわしてる。
どこからがマジでどこからがフザケなんだか、よくわからない。
ホントにマジでこんなことしてても、
ホントにふざけてるだけでも空恐ろしい。
全体に漂ういい話ムードの中にどっかしら乾いた目線がある。気がする。
とにかく定まらない浮き足立った感じの芝居なのだ。
こういうのは嫌いじゃない。
「いい話」はあんまり得意じゃないけど、
ときどき垣間見える冷たい空気に一瞬やられて、
また「ああ、やっぱいい話じゃん」って気を抜くと、
びくっとするようなひんやり感を与えてくる。
そういう芝居。
危うくて目が離せない。

最新の画像もっと見る