世の中の二乗>75の二乗

話せば長くなる話をする。知っても特にならない話をする。

不機嫌になる

2009年09月21日 22時37分30秒 | Weblog
「おくりびと」を見て途中でやめる。
偏った考えのひどい映画だ。
むりむりと怒りを覚えて、ついには一緒に見ていた父に当たり散らしてしまう。
父は笑って「白洲次郎」にチャンネルを変えた。

銀杏拾い

2009年09月21日 18時37分07秒 | Weblog
「穴場がある」という父に連れられて近くの神社に行く。
数本ある内の一本だけたわわに実がなっている。
軍手と長靴を着用して、父が高枝鋏で切り落とした実をどんどん拾っていく。
まだ固い実のうちからとって家で腐らせ、種を取り出す。
そうして乾かした種はレンジでチンすると簡単に煎り銀杏になる。
ということを父から教わったが、父は最近銀杏アレルギーであることが判明し、
収穫した銀杏は全て祖父母の家に献上される。
「銀杏を食べた後に体が痒くなったときは神社の祟りかと思った。」
境内に生えている銀杏に手をつけている私たちは、
銀杏を二袋まんぱんにしたところで、本尊に手を合わせ御礼をして帰ってきた。

三線の音で目を覚ます

2009年09月21日 09時05分02秒 | Weblog
朝起きると三線の音色がする。
ご近所の誰かが朝っぱらから練習しているらしい。
しかし三線なんてマイナーな楽器を。渋い選択だ。
たん たたたん たん、とつたないながらも琉球の風が愛知の辺境に吹いている。
一階に降りて母に「誰が三線弾いてるんだろうね」と言おうとしてやめた。
音は明らかに父の部屋から聞こえてくる。
磨りガラスの向こうで、たん たたたん たんと鳴らしている。
父の弾く音はとてもつたなく、近くで聞くとさらに下手っぴだった。
明らかに三線を始めたばかりの音、弦さばき。
いろいろな何故?が頭をよぎる。
母が「ここのとこ毎日コレだよ」と言った。

運転免許の更新に行った。
私は普段車に乗らないので当然事故も違反もなく、今回晴れてゴールドドライバーとなった。
ゴールドの優良運転者は更新講習が30分でよい。
15分「シートベルトを着用しなかったために即死した二人」などの恐ろしい映像を次々見せられて、
あとの15分は改訂された交通法の説明。
楽勝。

大須に行く。
ここは東京でいうと浅草と秋葉原と下北沢を足したような街で、
観音様がいる横で電気部品やら古着やらがひしめいている。
さらに中古買い取り販売の専門店が館を5店舗くらいどどーんと打ち建てており、
あらゆる層の人間が集まってくる。
無数にある屋台のB級グルメが客を集めているし、古い着物を売る店が観光の外国人も呼び寄せる。
えらい人だった。
えらい数の人だったが、服装が皆さん判で押したよう。
その服装趣味が全然合わないので、やっぱり愛知には住めないと思った。