世の中の二乗>75の二乗

話せば長くなる話をする。知っても特にならない話をする。

書き忘れ

2009年09月12日 14時39分27秒 | Weblog
「ウルトラミラクルラブストーリー」の中で。
電話番号を書くからと言われて町子先生が陽人にメモ用紙とペンを渡す。
しかし二人は外にいて、下敷きになるような平らな物が見あたらない。
陽人はしばらくあたりを探して町子先生の自転車のサドルの上で書くことにする。
書いてるうちに自転車の重心がずれてぐるぐる回りだす。
陽人は自転車の動きに合わせてぐるぐる回りながら電話番号を書いている。

本屋で。
夏みかん酢つぱしいまさら純潔など
鈴木しづ子。

職場で。
3歳児と積み木をする。
「お城を作る」というので大小さまざまな形を上に積んでいく。
お城が完成すると「道を作る」といってお城へ向かう一直線の道路を作る。
「人がいない」というので、積み木を二つ重ねてヒトを作る。
「赤ちゃんがいない」というので、ヒトから一つ取っ払って赤ちゃんにする。
「王子様は?」というので王子様を作り、「お姫様」というのでお姫様を作ったら、
急に「お姫様の隣にいるのがわるものだ!」と芝居がはじまった。
わるものはどんどん巨大化し、「大きいわるもの」へ成長。
そこへプリキュアのピーチとベリーとパインとパッションが登場。
颯爽とやっつけるのかと思いきや、いったん隠れて作戦を立てるという。
4人のプリキュアは城のかげに身を隠し相談する。
「私が出て行って囮になるわ」「だめよあなたにそんな危険なことさせられないわ」「じゃあみんなでせいので出て行ってやっつけましょ」「そうねそれがいいわ」
作戦通り、せいのっと出て行く。
すると、どこからともなくアンパンマンとカレーパンマンとメロンパンナが飛んできて一気にわるものをなぎ倒した。
大きいわるものは粉砕。
ついでにお城も粉砕。
ヒトも赤ちゃんも粉砕。
3歳児ばかりがげらげら笑っていっこうにやめようとしない。
地獄絵図のようだった。

幸せになって眠る

2009年09月12日 00時04分28秒 | Weblog
咳がでる。
涼しくなったせいと、薄着で寝たせい。

プールで歩く。
横で団体さんが水中エアロビクスをしている。
生徒は20人くらい。
だいたいがおばちゃん~おばあちゃんくらいの年齢。
陸上で踊る講師の動きにあわせて水中でもちゃもちゃと動いている。

レイトショーの「ウルトラミラクルラブストーリー」を見に行く。
とてもおもしろかった。
青森の田舎町に松山ケンイチの演じる男の人がいる風景は
「鎌鼬」に写っている土方巽のようだった。
変なものが日常に紛れているのに、それが様になっている感じ。
内容は湿っぽくなくて大変よい。

笑笑でおそい晩ご飯。
生春巻きを頼む。
タレが選べるので「焙煎胡麻」と言ったら、店員が「かいせんごまですね」と答える。
待っている間、隣の席の女の人が生春巻きから丁寧にささみだけ抜き取っているのを見る。不安になる。
私の生春巻きをたべる。
抜いて正解だ。まるでツナのようなささみ。
でもそのままたべる。

帰り。
ペットボトルのお水をぐびっと飲んだ拍子に空を仰ぐ。
夜11時過ぎというのに妙に明るい。
羊雲みたいな雲がうすい青紫。
その間から見える宇宙が紺。
ふいっと気持ちよくなる。
今日はなかなか良い日だった。