世の中の二乗>75の二乗

話せば長くなる話をする。知っても特にならない話をする。

真相

2009年09月09日 21時14分49秒 | Weblog
小学校の頃、「じんるいのしんか」という解説図には、
4本足の猿からスーツを着た男の人になるまでの過程が絵にしてあった。
猿と男の人の間には、
2本足で素っ裸で毛むくじゃらのやつや、
動物の皮を着て石器を持ってるやつなどがいた。
私が感心したのは、スーツを着た男の人のまだ先の人類も描かれていたからだ。
未来人の予想図は、ウィダーインゼリーを飲む宇宙人そっくりだった。
頭が大きく、それとアンバランスなひょろひょろの肢体。
目が異様にでかくて、鼻と口はちょんとあるだけ。
はっきり言って嘘だと思った。
人類がこんな進化をするはずがない。今の私たちと違いすぎる。気持ち悪いし。
しかし、今日ちょっと信じる気になった。
一時あずかりの保育で、予想図と酷似した幼児を見たからだ。
今、人類の中で一番進化していると言えるのは生まれたばかりの乳幼児だ。
つまり、進化の兆候として宇宙人顔があらわれたということではないか。
実際見てみると、
鼻は低く上を向いていて、口は薄く小さい。
目がめちゃくちゃ大きくて、まつげなんてマスカラをつけたみたい。
目と他の部分のバランスが見慣れないため、現代人は違和感を覚える。
しかし、ここ50年でも日本人の顔はずいぶん変わっている。
未来人にはサイコーにキュートに見えるのかもしれない。