ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

埼玉県桶川市、熊野神社古墳(国指定重要文化財出土地)です!!

2015-10-11 08:07:19 | 文化財・寺社
熊野神社古墳は、桶川市役所の南西約4kmのところ

荒川左岸の桶川市の南端に在ります

バス通り沿いから東へ少し入ります


熊野神社古墳の案内柱です

ここを入ります

右手に小山が見えて来ます


大きな円墳です


南側の階段の上、古墳の頂上に熊野神社が有ります

熊野神社御由緒です
  御縁起(歴史)                     桶川市川田谷348
    川田谷は荒川右岸の自然堤防上に位置し、地名は川の端の地であることに由来するという。中世の川田郷
   に比定される。古くから古墳が多く存在する所として知られ、その中の一つである熊野神社古墳と呼ばれる
   円墳(最大径30m、高さ6m)の上に当社は鎮座する。
    当社は「風土記稿」川田谷村の項に「熊野社 東光寺持」と載り、当寺は天台宗東光寺が別当であった。
   東光寺は村内泉福寺の末寺で、寺伝によれば天長6年(829)慈覚大師により開基されたという。
    また、かつての氏子区域の小字である「薬師堂」は地内の薬師堂の名にちなむものでる。「風土記稿」に
   薬師は慈覚大師の作にて座像長一尺余、東光寺の持」と記される。恐らくは、この薬師と共に当社は、東光
   寺の僧によりこの地に勧請されたのであろう。
    「明細帳」に「住古ハ東光寺持二日枝社、神明社アリシガイツノ頃カ(当社に)合祀シタリト言伝フ」と
   あり、現在の祭神はイザナミノミコトと並びオオヤマクイノミコト(日枝社)と天照大御神(神明社)とな
   っている。
    かつての当社は小さな木の祠で、周囲には杉や欅の大木が多数生え、盛り土の高さも現在の社殿の屋根位
   まであった。昭和3年にこの祠を改築するに当たり、盛り土を掘削したところ粘土槨が発見され、中から勾
   玉や紡錘車など多数の遺物が出土した。これは大変貴重な資料であるため昭和23年に国指定重要文化財と
   なっている。  

古墳の説明版です
  埼玉県指定史跡  熊野神社古墳             昭和42年3月28日指定)
    熊野神社古墳は、川田谷地域の荒川沿いに多く分布する古墳の1つで、河川交通上の重要な位置にありま
   す。
    墳形は円墳で、昭和59年度に行われた調査によって、直径38m、高さ6~6.5m、周濠の幅14~
   16mであることが確認されました。
    粘土槨(粘土で棺を覆って安置したもの)と想定されている埋葬施設は、昭和3年、墳頂部の社殿改修の
   際、偶然発見され、玉類、石製品類、筒型銅器など、畿内の古式古墳と共通する多くの副葬品が出土しまし
   た。当時の出土遺物は国の重要文化財に指定され、現在は埼玉県立歴史と民俗の博物館で保管展示されてい
   ます。また桶川市歴史民俗資料館では複製品を展示しています。
    出土した遺物などからみて、古墳の年代は4世紀後半ごろと推定され、埼玉県内では比較的古い時期に築
   造された古墳と考えられています。
      平成21年12月                 埼玉県教育委員会  桶川市教育委員会

南側斜面です

階段を上がると

社殿です

国宝出土品之碑があります

社殿脇のケヤキの大木です

では、次へ行きましょう
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