吉田地区は、長野市役所の北東約3kmのところ
長野電鉄しなのよしだ駅の北東側住宅地の中にイチョウの巨木が在ります
皇足穂吉田大御神宮の旧地だったそうです、
南側道路脇に車を止めさせて頂きました
イチョウの在る広場入口です
南側から、根元には社が建ちます
大きな天然記念物標柱ですが薄くなってしまっていますね~
水盤です
社ですがお名前がありませんが説明版に有る金毘羅社のようです
天然記念物標柱です
説明版です
天然記念物 吉田のイチョウ 長野市指定 昭和42年11月1日指定
イチョウは、イチョウ科の落葉高木で中国が原産である。雌雄異株で、葉は扇形をしており切れ込みがある。秋には黄色の種子が実り胚乳はギンナンとして食べられる。本指定木は雄木でギンナンは実らない。
吉田のイチョウは古くから吉田大御神宮の社地にあり、御神木とされ「弘法イチョウ」とも呼ばれて親しまれている。また、この地は皇足穂吉田大御神宮の旧地とされる。 古来より、乳の出ない母親がこの木の皮を水に浸して飲めば母乳が 出るようになるという言い伝えがあり、「乳イチョウ」とも呼ばれている。
推定樹齢約900年
樹高約32m
目通り周囲8.6m
枝張り北方11.8m
東方15.5m
南方11.8m
西方14.0m
樹勢は今なお盛んで枝張りも良く、旧県指定を受けた名木である。
平成18年12月18日
長野市教育委員会
もう一枚説明版です
長野市指定天然記念物
吉田のイチョウ(公孫樹)
昭和10年県の天然記念物に指定され、昭和42年11月市の指定天然記念物となりました。この地は「荘の宮耕地」で皇足穂吉田大御神宮(吉田神社)もこの附近にありましたが正保年間(1644年頃)現在地に遷座されました。
明治初年頃吉田神社の社地となり、しめ縄が張られて御神木とされました。旧北国街道もこのあたりを通ったと言われています。また「弘法イチョウ」の伝説もあります。
〔物語〕
ある初冬の夕暮れ、村の庄屋に一夜の泊まりを断られた旅僧が「鎮守の森の銀杏の葉も今夜は落ち尽くして明日は雪か」と嘆いて何処へとも去っていった。不思議にも葉は一夜のうちに落ち尽くし、翌朝は珍しい大雪となった。この僧こそ諸国を行脚中の弘法大師であった。
本指定樹は雄木で、実はつけませんが乳頭状の枝根がいくつも垂れさがり、この樹の皮を水に浸して飲むと母乳がよく出るようになる信仰もあり「乳イチョウ」とも呼ばれる名木です。
古くから金毘羅社が祀られ、現在は事代主命を祭神として毎年7月25日に祭事を行っています。なお,、秋葉大権現も遷座されています。
平成23年4月吉日
吉田大イチョウ保存会
南西側から
社の後には石の祠ですこちらが本殿でしょうか
西側から
北西側から
北東側から見ました
イチョウの北東側に庚申塔と境内社です
では、次へ行きましょう