ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

山形県舟形町、舟形「一関のトチノキ」です!!

2021-06-01 18:31:42 | 巨樹・大木
 舟形町の中心部町役場の東北東約3kmのところ、東から西に流れて最上川に注ぐ小国川に沿って県道56号新庄船形線(北羽前街道)を東へ進みます、
小国川を渡る一関大橋の手前の集落です

 集落の中小国川の段丘崖上の公民館脇にトチノキが立っています

 そばの祠前に車を止めさせて頂きました


小国川の一関橋の上から小国川左岸段丘上のトチノキが見えました

南側から近付くと祠が有ります

左に曲がると正面にトチノキです、隣の建物は地区の公民館です

東側から

南東側から、「目通り幹囲5.2mの巨木です

南側から

石塔が並んでいました

では、次へ行きましょう
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山形県舟形町、船形「縄文の女神出土地・西ノ前史跡公園」です!!

2021-06-01 06:25:58 | 遺跡・史跡
舟形町の中心部、舟形町役場の西約1kmのところ

県道31号線と国道13号舟形バイパスの交わるところの北東側に西ノ前史跡公園があります、「縄文の女神」、土偶として四番目に国宝になったものが出土したところです


舟形小学校前の舟形町案内板です

船形小学校前のモニュメントです

すぐ東側ですので「西ノ前遺跡」に移動します

女神の郷の大きな看板があります

西ノ前遺跡です


公園中央のモニュメント(縄文の女神像)です

説明版です
  西ノ前遺跡の調査結果の概要
 西ノ前遺跡の発掘調査は、国道13号尾花沢新庄道路の工事開始に先立って平成4年6月8日から10月6日までの期間、山形県教育委員会によって実施されました。調査面積は,4450㎡で、発見された遺構は、長さ10mを越える大型住居跡3棟を含む住居跡9棟、フラスコ状土坑60基を含む200基以上の土坑や無数の柱穴nおほか、土器や石器が多量に出土した沢状落ち込み遺構が発見されました。
 遺物は、土器が圧倒的に多く、整理箱にして約820箱、土製品、石器、石製品剥片等が約80箱で、合計で約900箱出土しました。なお、土偶は、SX261という落ち込み遺構で多く発見され、その中で一際目立っていたのが日本最大の土偶である「縄文の女神」でした。
  縄文の女神の発掘
 「縄文の女神」は、調査区域のSX261落ち込み遺構のやや東よりの部分から半径3m程度の範囲で頭部、胸部、腰部、脚部の5片に分かれて見つかりました。
 8月4日から3日間という短期間で発見されたのは奇跡としか言いようがありません。
 発掘を行った調査員と作業員の熱意が感じられます。


公園はほとんど芝生広場です

出土地説明版です
 西ノ前遺跡は、平成4年の発掘調査で国宝「縄文の女神」と土偶附47点が出土した貴重な遺跡です。
 舟形町は、遺跡を含む一帯の土地を町有化するとともに恒久的な保存と、遺跡に対する理解と活用を進めるために遺跡公園として整備を行いました。
 遺跡公園は、主に段丘上段の遺跡エリアと、下段の水場エリア及び駐車場エリアに分れます。特に、縄文の女神が出土した場所に連続し、平成25年の試掘調査でも貴重な土器や石器など多く遺物や遺構が確認された遺跡エリアは全体を1m以上の盛土で保護しています。
 また、遺跡エリア内での植樹は、根が遺跡に影響することのないうように樹脂製の防根シートで囲った植樹ポッドを設置し、この中に植えることとするなど、貴重な遺跡の保護対策を万全に行なっています。
 舟形町では、町民の宝である西ノ前遺跡を、将来にわたり大切に保存するとともに、歴史教育や憩いの場としての活用を積極的に進めて行きます。
舟形町教育委員会

西側の国道13号尾花沢新庄道路のこの辺りから出土したようです

説明版です
 日本最大の土偶
  国宝「縄文の女神」出土の地
 西ノ前遺跡は、小国川に舌状に張り出した河岸段丘に位置し、中世の楢沢楯の内屋敷といい伝えられた所である。国道13号線舟形バイパスの着工が具体化し、建設省(国土交通省)から依頼を受けた県教育委員会が昭和61年10月遺跡の調査を行った。畑より縄文土器破片や石器を採集し同遺跡の存在を確認した。その後舟形バイパスが高規格道路として事業規模が拡大されることになり平成3年8月計画路線の試掘調査を行った。その結果土壌、柱穴等の遺構や縄文土器、石器を検出した。特に西側の大地より一段低い水田から多量の遺物が認められた。入念な発掘調査は、平成4年6月初旬から10月初め迄78日間行なわれた。この結果縄文中期(4700~4000年前)の集落跡で土器や石器、竪穴、住居跡、柱穴跡が検出された。
 「縄文の女神」は遺跡南の廃棄物捨場とみられる水田から大量の土器や石器と共に頭、胴体、腰、右足、左足の五つに割られ、ばらばらの状態で地表より1.8m、直径2.5m範囲から出土した。復元したところ45cmの国内最大の土偶であることがわかった。この土偶は、縄文中期とされ、すらりとした均整のとれた日本最大の「八頭身美人土偶」「縄文のビーナス」と話題を呼んだ。これとこの外出土した頭部や胸部などの土偶残欠47点と共に平成10年6月、国指定重要文化財となりイタリア、ドイツ、中国、英国など海外4ヶ国の博物館にも展示された。「縄文の女神」は、出土して20年の節目を迎え奇しくも今年9月、土偶として国内4件目の国宝指定となった。これを記念して舟形町は、名称を「縄文の女神」と商標を登録した。土偶は山形県立博物館に常設展示されている。また当町歴史民俗博物館に展示されている極めて精巧なレプリカは、山形県教育委員会によって複製された内の一体である。
 平成24年9月
  撰文 溝口仁
舟形町教育委員会

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