日々是わんこ

ミニチュア・ダックスとアイリッシュ・セター、毎日がお犬様中心の夫と私。ドタバタの日々を告白します。

夕べのNHKで

2006-02-10 21:05:06 | みんなのわんこ
夕べ(9日)の深夜NHKで年老いた犬と飼い主のドキュメンタリーを見ました。
途中から見たのですが、そこには2匹のわんこと2つの家庭が出てきました。

1匹は18歳。息子さんが8歳のときから飼い始めたMIXのわんこです。
そのわんこは18歳になって一人で歩くことはままならず、でもウンチとオシッコは外らしく、時間を見計らってはお散歩に連れ出していました。
立たなくなった後ろ足は介護用のハーネス(?)で持ち上げ、ガックリと垂れてしまった首はバスタオルで吊るし、それは飼い主さんも大変そうです。
体全体が腰が曲がったように丸まってしまっているのです。

そして、そのわんこは認知症のせいもあり、昼夜逆転してしまいます。
深夜になると毎晩啼き続け、飼い主さんご夫婦は連日寝不足に悩まされます。
ついにはだんな様がわんこに睡眠薬を飲ませ、夜寝てもらうようにしなければ我々が参ってしまうと奥様に相談します。奥様は静かに、でもきっぱりと薬なんて冗談じゃないと、犬がかわいそうだと言います。まるで子供を守る母のようでした。
わんこの19歳のお誕生日には自立した娘さん、息子さんも参加してわんこのお誕生日を祝ってあげていました。息子さんは年取ったわんこに思い切り走らせてあげたいと涙ぐんでいました。わんこは夢を見ているのでしょうか。手足をパタパタ動かしながら眠っています。その寝顔を「可愛い」「あっ走ってる」と言いながら久々に集まった家族が見つめていました。
が、それからしばらくして、夜中に痙攣を起こしたわんこ。肺炎の疑い有りでしばらく入院していました。退院したものの、その後亡くなってしまいました。
みんな泣きました。そして「ありがとう」と言っていました。

犬を散歩に連れて行く必要が無くなっただんな様は、久しぶりに庭に出て草花の手入れをしていましたが、ふっと網戸を見たとき亡くなってしまったわんこを思い出します。まだ元気だったわんこが庭で遊び、家に入れて欲しいと前足で引っかいたのでしょう。網戸に沢山の爪跡が残っていました。

だんな様は年老いて亡くなったわんこに「生きるということを教えてもらった」と目を潤ませながらポツリと言いました。

もう1匹のわんこは21歳。やはりMIXです。
子供のいない老夫婦と一緒に暮らしています。
21年も生きてくれているわんこに、顔を摺り寄せながら「長生きするんだよ」と話しかけ、緑内障で左目の視力を失いながら、白内障で目が見えない21歳のわんことお散歩をして、少しでも歩かせて上げられるようにと針治療を施していました。

淋しい、悲しい番組でしたけど、どちらのわんこも、どちらの飼い主さんも、実に幸せな犬との暮らしをしていると思いました。
我家のはなとアトムにも頑張って長生きしてもらいたい。
体が動かなくなったときに、昔元気に走っていた頃を思い出してもらえるように沢山思い出を作ってあげたいと思いました。

私達夫婦にとって、多分この番組に登場した飼い主さん達にとっても、わんこは「犬畜生」でも「ペット」でもなく、我が子であり家族なんだと思います。少なくとも私達にとっては、大切な子供であり家族です。

自分の子供の幸せを願うのは親としては当然のことですが、他の子にも幸せになってもらいたい。虐待され死んでいった子供の話には無性に腹が立つのです。不幸な子供がいなくなって欲しい、そう願わずにはいられないです。

まずはアトムからメッセージ

2006-02-10 12:55:09 | うちのわんこ
昨日ご紹介したグリーティング・カードに挑戦しました。
小出しにいきますね。

まずはアトムからです。

パチパチまばたきしたり、首を振ったりして結構リアル。

http://orico.mtsnet.jp/service/RetrieveCard?id=.TGiQoIz2HgVKimTcRykIG

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