「属国」の姿がはっきりしていた

　IWJのデモのビデオを見ていたら、途中、右翼の諸君がアメリカ国旗を掲げて、「トランプ歓迎」を叫んでいた。日本の右翼も売国奴だ。

米国企業団29社がトランプ大統領訪中に合わせて北京へ、日本は華麗にスルーされる

テレ東以外のテレビ局は封印？ 安倍とトランプ「ゴルフ場アクシデント映像」には両者の本当の関係が

権力者の広報機関としてのNHK

　こんなNHKに受信料を払うことはないとつくづく思う。私はテレビを見ないので、払っていないが。今度のトランプ訪日については、全テレビ局がトランプの動きを追っかけ、放映していたと聞いた。

NHKの米大統領選挙ツイッター公式アカウント、トランプ政権広報と化していた

　時々NHKが良い番組を制作するようだが、それに惑わされてはいけない。全体的には政治権力の広報機関だ。

これが日本の首相？

　『日刊ゲンダイ』の記事。


トランプがむさぼる8兆円 安倍政権“大盤振る舞い”の代償

【映画】米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー

　シネマイーラという映画館で上映している表題の映画をみた。午前10時からの一回上映。

　瀬長亀次郎という沖縄の政治家。沖縄人民党のリーダーとして、果敢に米軍の占領支配と闘った。彼の人生は、まさに「不屈」。沖縄の住民の様々な正義の要求を背景に、それを「飯」として、米軍一歩も引かずに闘った。たとえ少数の闘いであっても、その背後に正義と人民がついていれば、世界最強とされる米軍もたじろぐ。

　瀬長亀次郎の闘いは、沖縄の住民の現在の闘いと通じる。まさに「不屈」の闘い。

　それにしても、米軍の占領支配は、あえて指摘するまでもないが、反民主主義、反人権である。アメリカ本土では、民主主義、人権が前提となった社会が営まれているが（とはいっても、黒人や先住民はそうではないが）、占領下ではいっさいそれは無視される。アメリカの二枚舌、三枚舌。

　瀬長の演説はすばらしいと、映画の中で何度も語られていた。その音声テープはないのかと思った。


　厳しい時代に入っているが、瀬長の闘いから学ぶものは多い。

　私の書庫には、昔買った瀬長の本があるはずだ。もう一度読んでみようと思う。