風土に恵まれた遠江にあっては夕暮れに降る雪の風情はあまり見ることはできないが、浜名湖にかかる国道橋や浜名大橋の景観は暮雪の情景を彷彿とさせてくれます。小野湖山が撰した浜名八景に浜名長橋がありますが、橋が架けられたのは明治に入ってからで、1881(明治14)年地元の財界人の結社「浜名社」により舞阪と新居との間に建設されました。弁天島の西側に人工の島を造成、島と島を結ぶようにして橋が渡されました。当初は木造の有料橋でした。現在では弁天島から南方を見ると海浜公園の先に鳥居の形をしたタワーがあり、今切口に架けられているアーチ型の浜名大橋が望まれます。
今切渡船の新居川の船着き場は新居関所に直結しており、船から下りた旅人は関所を通らなければ通行を許されない仕組みになっていました。朝鮮通信使や琉球使節の行列も関所を通って浜名湖を渡ったのでした。新居の町並みは路地が多く、宿場町と言うよりも城下町的な情緒を残しています。
今切渡船の新居川の船着き場は新居関所に直結しており、船から下りた旅人は関所を通らなければ通行を許されない仕組みになっていました。朝鮮通信使や琉球使節の行列も関所を通って浜名湖を渡ったのでした。新居の町並みは路地が多く、宿場町と言うよりも城下町的な情緒を残しています。
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