浜松これが日本一

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国際基準の食品衛生管理推進 浜松市が独自認証制度

2016-02-05 05:55:55 | ものづくりNo.1
 浜松市は2016年2月から、国際的な食品安全管理手法「HACCP(ハサップ)」に沿った衛生管理を市内の食品関連業者、施設に促すため、独自の認証制度を始めることになりました。静岡県内県内自治体では初めての取り組みです。消費者の安心向上と、食品の海外輸出促進に向けて市内企業の“国際基準”導入を後押しすることを目的にしています。
 HACCPは製造の全工程で危険を予測・分析し、特に重要な工程を継続的に監視・記録する手法です。最終製品の抜き取り検査を行い、見逃しもある従来の手法と異なって、不良製品の未然防止や原因究明を容易にします。
 市の新制度の認証基準は、国の承認基準に準じた内容です。HACCPで求められる12段階の手順への対応状況などに応じて、5段階の区分で認証し、1~5個の星マークで達成度を表す。五つ星は国の承認基準と同等になります。認証施設は市の公式ホームページで公表するほか、市の特産であるウナギとミカンをあしらった独自の認証マークの使用を許可し、対外的に施設をPRすることができます。
 対象は市内で食品の調理、製造、加工を行う施設です。市は給食施設や旅館などの大量調理施設169施設、食料品を県外に流通する広域流通食品製造施設101施設を強化対象施設として重点的に導入を促します。制度普及のために協賛制度も設け認証施設に対して料金割引などを行う納入業者などの協賛企業を募ります。


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