2011年2月18日(土)
徳島市に隣接する勝浦町に出かけます。自宅から車を走らせ30分で到着。やってきたのは、とあるミカン畑の中に伸びる2本のへろへろレール。通常ミカン畑で活躍するのはモノレールと相場が決まっていますが、この畑では何故かトロッコを活用しています。全長50mほどでしょうか・・・。ポイントは無く、全区間直線です(レール自身が微妙に歪んでいるので真っすぐには見えませんが・・・)。車両は、手押しトロッコ1両のみです。ゲージは分りません。現在は収穫も終わり、来季の準備で土を運ぶ為に使われている様です。ここは、果樹の成長期には外周をネットで覆うため、外から見えない時期が長く、ここまでよく見えたのはラッキーでした。鉄道に縁の無いと思っていた町にへろへろレールとは言え、現役の貨物?鉄道が存在するのは愉快です。
トロッコを見た後は、本日の第一目的<デコポン>購入を果たします。勝浦町のデコポンは生産量がそう多くないために、主要産業となっているミカンほど有名ではありませんが、この時期の<デコポン>は甘みが詰まったカプセルと言ってもよいぐらいの美味で、九州などの有名産地には負けていません。この時期、毎年勝浦町に買い出しに出かけます。厚い皮を剥いた瞬間、周囲に甘いかんきつ臭が拡がると、それだけで幸せな気持ちになります。この時期だけの楽しみです。