医師の働き方改革が今年から始まって、ひとりひとりの医師の
実働時間が短縮され、診療できる時間が短くなりました。
病院にとっては「医師の減少」と同じです。
必然的に外来診療だけでなく、救急外来も手薄になっています。
医療は有限であり、医療のパイが小さくなってきています。
だから、医療を大事に使う必要があるということです。
具合が悪いときに「救急車を依頼する」というのは大事ですが、
ほんとうに救急車が必要な病気なのかという判断する能力を
市民ひとりひとり持つことが救急医療の崩壊を防ぐ方法になります。
どうしたらいいか不安なときには、夜間の救急医療電話相談
(#7119)を利用することも可能です(新潟県)。
医者でなくても、自分の病気の緊急性があるかどうかは
経験を積むことでわかるようになります。
それでも、苦しいときには救急車を呼ぶことは大事です