秋の味覚である栗をもらった。栽培種の丹波栗ではなく,野山に自生しているシバグリ(柴栗)である。山里に育った私には懐かしい。小学校の頃,この時期になるとまっすぐに帰宅せず,あっちの山,こっちの山と栗を採りながら帰った。ゆでて食べるのは普通だが,田舎の少年は生栗もかじっていた。また,薪風呂を焚きながら熱くなった灰に埋め,焼いて食べることもあった。しかし,昔話の「さるかに合戦」にもあるとおり,灰の中ではぜて行方不明になることもあるので油断はできなかった。
シバグリの甘さは丹波栗以上である。問題は小さいということである。ゆでても鬼皮をむくのが面倒なので,小さい頃はそのまま口に入れ,かみ砕いた後に鬼皮を吐き出していた。ちょっと品がないので,今回は煎ってたべることにした。
右側5個の大きいのが丹波栗でその他がシバグリである。比較するために並べてみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/6f/535eaac93b4d2f72f1583559a2783c23.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/e3/4a3ddc12d62ef31a3aca5ed69bffe37f.jpg)
日に干した後にフライパンで炒る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/c5/64ffb8d9b52fc827efe14aad411a5832.jpg)
できあがり。
どれくらいの時間炒るのかわからなかったので適当なところで炒るのをやめる。
剥いてみた。鬼皮は実から離れてうまく剥けるが渋皮は実にひっついてうまく剥けない。天津甘栗のようにはいかなかった。天日で乾燥させる時間が足りなかったか?
食べてみる。甘い!
風呂の焚き口にすわり,缶詰の空き缶で炒って食べた味と同じである。
家族に同じ体験をしたことのある者がいないので一人昔を懐かしむオヤジであった。
シバグリの甘さは丹波栗以上である。問題は小さいということである。ゆでても鬼皮をむくのが面倒なので,小さい頃はそのまま口に入れ,かみ砕いた後に鬼皮を吐き出していた。ちょっと品がないので,今回は煎ってたべることにした。
右側5個の大きいのが丹波栗でその他がシバグリである。比較するために並べてみた。
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日に干した後にフライパンで炒る。
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できあがり。
どれくらいの時間炒るのかわからなかったので適当なところで炒るのをやめる。
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食べてみる。甘い!
風呂の焚き口にすわり,缶詰の空き缶で炒って食べた味と同じである。
家族に同じ体験をしたことのある者がいないので一人昔を懐かしむオヤジであった。
風呂の水汲みから風呂焚き、そしてシバグリの生食いなど、チャリ通オヤジさんと似たような経験を想い出しました。