遅々として進まない昭和自転車を作ろう計画。部品を入手し,少しずつ補修をしているのだが報告はもう少し後にしたい。
写真はジャンクの泥よけである。前の部分なのだが,約半分に切られている。
構成部品はフェンダー(泥よけ)本体,フェンダーステー,ステーバンド,ボルト,ナットである。
取り付け用ボルトの拡大。ボルトの頭に「光風」と刻印されている。6角形の辺に沿って点状の装飾もある。昭和30年代までの自転車部品にはボルト1本に至るまでメーカー名が記されている。その徹底ぶりはいささか過剰に思われるが,それだけ自社製品に誇りを持っていたという証拠である。
ステーバンドには中央に「高級」という表示。オリジナルの場合はここにメーカー名が入るのだが,汎用品に交換されている。
フェンダー裏側のナット。四角ナットが昭和である。