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一句鑑賞

俳句ブログも長くなりました。この歳なりの記事が書ければと思ってますが、やや怪しげな時もあります。よろしくお読み下さい。

夕焼に心の色を見てますか?

2024-06-23 00:50:13 | 俳句

2015年7月・・・当時のウォーキングは頑張ってました(-_-;)

撮影場所は以下に詳しく・・・時間帯は夏の7時半くらい、あまりにも夕焼けが凄いので、博多の街が焼けているのではないかと思って一枚撮ったのです。

 

宇美八幡宮裏手は宇美川と旧国鉄の勝田線があり、それを超えるために架けられた橋は・・・私の小学5,6年時かな?実際に建設中なのを見ておりました。

当時は橋脚の鉄骨の・・・その何と言いますか、H型鋼などの部材(でかい)がボルトの穴だけ開けてあり、その穴にリベットを打つというのでしょうか?

真っ赤に熱したボルトを鉄の鋏で持って・・・ここからが凄いのです、それを数メートルの高さに居る作業員へ放り上げるのです!

それを上の作業員がなんやら鉄の皿みたいなものですいと受け取るのです!

でリベット打つというのか知りませんが、ダダダダっと打ち込むんですね。飽きずに眺めていました・・・曲芸みたいでしたからね(笑)

その橋が出来てからもう・・・60数年。

その橋の上から撮影した、博多方面の夕焼です(^_^;)

 

夕焼・・・夏の季語ですね。歳時記の例句に・・・

夕焼を頭(づ)より脱ぎつつ摩天楼   鷹羽狩行

摩天楼というビルの高さから夕焼を見ている景色だと思います。夕焼けのオレンジ色がしだいに摩天楼から消えていく。頭より脱ぎつつという中七で景色がいっぺんに広げますね。

摩天楼より新緑がパセリほど   鷹羽狩行

との対といいますか、同時期に作られたのであろうと。かっこいい・・・!!

わが夕焼けもこのように詠めればいいのですが・・・

夕焼に悲しみたたむことなけれ   などと浮かぶが・・<(_ _)>


アフターブレンドの後は句会でした(^^♪

2024-06-14 23:11:30 | 俳句

本日、鷹福岡支部つばめ句会でした♫

その前のランチ、アフターブレンドコーヒーです。ミルクのポット?が長めでたっぷり入ってましたが、すこしだけ差し入れていただきました。

キノコの和風ハンバーグがお気に入りでして、本日三度目です。

さて句会は・・・出席が六分の四でふたり欠席でしたが、和気あいあいというのもありますが、かなり喧々諤々?それが楽しいんですね・・・充実の3時間でした。

例によって句はここに書けません・・・私の句は歳時記を開いたページが動物の虫系でしたので(^_^;)虫の句を作ってましてそれを3句ほど出しました。子供時代の目線の句や、ふらと立ち寄った山の寺での見たものを・・・玉虫、髪切虫、天道虫などです。子供に帰ってました(^_^;)

四人という少人数の句会は、発言が多くていいですね。


NHK俳壇で・・・

2024-06-13 00:53:08 | 俳句

facebookのある記事から知ったのですが・・・鷹羽狩行氏がお亡くなりになられたそうです。他で調べると老衰であったとか、ご冥福をお祈りいたします。

NHK俳壇が始まって四人の選者の方々の中でも、優しげいてもしっかりご意見を・・・私はかっこいい人だなーと直ぐにファンになりました。

他の選者さんは、稲畑汀子さん、鈴木真砂女さん、金子兜太さんでしたね。毎週欠かさず見ておりました。

NHKのテキストも買うようになり投句も始めました・・・約30年前ですね。

金子兜太選で佳作に入ったときは嬉しかったです、句は・・・大楠も俯くばかり青しぐれ・・・でした(^_^;)

それから何か月過ぎた頃に私にNHK俳壇の者ですと電話が入りました・・・!?・・・鷹羽狩行先生があなたの句を添削に取り上げられます、つきましては句の背景を知りたいと言われてますので電話をされますので、よろしいでしょうか?・・・私、その時は仕事場で片付けなどしておりました・・・(^-^;

やがて鷹羽狩行さまから電話が入りました!!私はもう、なんと言えばいいのでしょう!?舞い上がってました(^_^;)

で少し句の背景をお尋ねになり・・・あぁそうですかで切れまして、実際に番組で添削頂きました<(_ _)>

当時は狩行先生の定本鷹羽狩行句集(花進社だったか)の一冊をなんどもなんども読んでおりました。本棚のどこかにあるでしょうから再読してみようかと考えております。

暑い日が続いてます、湿度も高めになってきました。いよいよ梅雨入りでしょうね。

白のアマリリスの向こうは植田・・・月末ごろには奈良漬をと考えて準備をしてます。忙しくなります・・・

塩の嵩知りし指もて瓜漬ける   庸助


何回目かの休筆宣言、笑ってね(-_-;)

2024-05-14 00:58:27 | 俳句

先週10日の句会と、仕事の戌の日が重なりましたので句会は欠席でした。

欠席ですが句だけはお世話してくださる方へ郵送しております。いわゆる欠席投句といいます。

句会では自分の句がどう選ばれるかより、他人の句をどう選ぶかが大切だと思っております。どう読み受けとめるかなんですね。

結社の記念大会へ投句しておりましたら、全ての作品が送られた来ました!! 約500名×2句≒1000句!!

全ての作品をさきほど読み終えて、1000分の2句を選びました💦

こんな経験は初めてです(^_^;) こんな世界があるのかという、そんな感じでした。そうなんか、これが俳句結社なのか、大事な記念行事なのかと・・・大変勉強になりました。選句した2句を明日にでも投函します。なんか俳人という世界に半歩ほど入り込みました、そんな感じを初めて受けましたね。

 

さて私事ですが・・・しばらく仕事で汗をかきますので、しばらく休筆いたします。と言いますのは、仕事には流れる汗と頭脳の汗とありまして、しばらくブログを休んで頭脳仕事に励みます(^_^;)

2週間ほどですけど・・・たぶん。すっきりとして、取り組まないといけませんので、すみません<(_ _)>

皆さんの記事はときどき読ませていただきます・・・


むしろ、ああでは、こうではなくては・・・?

2024-04-10 00:07:35 | 俳句

本日、すこし冷えました。

明後日はオフで、お米を買いにいつもの筑前町みなみの里へ行きます。

時間があれば秋月へ足を延ばし、葉桜と・・・散り落ちた花びらでも見ようかと。

桜は花が散るときには新芽の葉が出始めます。そのわずかな数日~1週間くらいかな?それが葉桜だろうと思ってます。

本日、夕どきのTVで、一面に散った花びらを、花筵(むしろ)と言ったのには思わず食事の箸が止まった(^_^;)

筵、むしろは、茣蓙のことで花見などに敷くもののはずなんだが・・・今はブルーシートかな、まいいか!

歳時記の例句に・・・

花筵端の暗さを重ねあふ   能村研三

はなむしろはしのくらさをかさねあう

花見は中央にご馳走を並べ、まわりに座りますね。じゃあ、端っこは?

すこし折りたたむようにして重ねたのでしょうか・・・たしかにお料理のもあり桜に酔った人々の笑顔の背後は暗いですね。それを重ねあうのですから、ここが我々の世界というか楽しみの場で他との一つの結界化のようなんでしょうかね?華やかなものがあれば暗きものがありますから。

といいたところで