一句鑑賞

夕焼に心の色を見てますか?

2015年7月・・・当時のウォーキングは頑張ってました(-_-;)

撮影場所は以下に詳しく・・・時間帯は夏の7時半くらい、あまりにも夕焼けが凄いので、博多の街が焼けているのではないかと思って一枚撮ったのです。

 

宇美八幡宮裏手は宇美川と旧国鉄の勝田線があり、それを超えるために架けられた橋は・・・私の小学5,6年時かな?実際に建設中なのを見ておりました。

当時は橋脚の鉄骨の・・・その何と言いますか、H型鋼などの部材(でかい)がボルトの穴だけ開けてあり、その穴にリベットを打つというのでしょうか?

真っ赤に熱したボルトを鉄の鋏で持って・・・ここからが凄いのです、それを数メートルの高さに居る作業員へ放り上げるのです!

それを上の作業員がなんやら鉄の皿みたいなものですいと受け取るのです!

でリベット打つというのか知りませんが、ダダダダっと打ち込むんですね。飽きずに眺めていました・・・曲芸みたいでしたからね(笑)

その橋が出来てからもう・・・60数年。

その橋の上から撮影した、博多方面の夕焼です(^_^;)

 

夕焼・・・夏の季語ですね。歳時記の例句に・・・

夕焼を頭(づ)より脱ぎつつ摩天楼   鷹羽狩行

摩天楼というビルの高さから夕焼を見ている景色だと思います。夕焼けのオレンジ色がしだいに摩天楼から消えていく。頭より脱ぎつつという中七で景色がいっぺんに広げますね。

摩天楼より新緑がパセリほど   鷹羽狩行

との対といいますか、同時期に作られたのであろうと。かっこいい・・・!!

わが夕焼けもこのように詠めればいいのですが・・・

夕焼に悲しみたたむことなけれ   などと浮かぶが・・<(_ _)>

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